ブライアン・オルテガ 1.61
ヤイール・ロドリゲス 2.40
ミッシェレ・ウォーターソン 3.60
アマンダ・レモス 1.32
リー・ジンリャン 2.45
ムスリム・サリコフ 1.59
マット・シュネル 3.20
スムダルジ 1.38
シェイン・バーゴス 1.59
シャルル・ジョーダイン 2.45
ローレン・マーフィー 2.75
ミーシャ・テイト 1.49
プナヘレ・ソリアーノ 1.43
ダルチャ・ランギアムブーラ 2.95
リッキー・シモン 2.40
ジャック・ショア 1.61
ビル・アルジオ 1.50
ハーバート・バーンズ 2.70
ダスティン・ジャコビー 1.80
ジョン・ダウン 2.05
ドワイト・グラント 1.71
ダスティン・シュトルツフス 2.20
ジェシカ・ペネ 2.30
エミリー・ダコーテ 1.67
UFC3度目の地上波ABC中継イベント。ニューヨークで客入れで行われるということもあり、地上波放送されるメインカードだけでなく、プレリムにもランカーが並んだちょっと豪華目のラインナップ。
メインはフェザー級2位オルテガ vs. 3位ロドリゲスの対戦。今月、1位ホロウェイ相手に完勝で防衛に成功した王者ヴォルカノフスキーへの挑戦者を決める戦いと見て間違いない。しかし、オルテガはホロウェイの王座に挑戦し完敗、昨年9月にはヴォルカノフスキーの王座に挑戦するも、大差の判定負け。いずれもボコボコにされながらも、最後まで逆転を狙って攻め続けたが、正直王者と力の差はある。
ロドリゲスもまた、昨年11月にホロウェイに判定負け。2年以上のブランクもあったため、オッズでは大差のアンダードッグだったが、試合ではカーフキックを効かせて、敗れたものの健闘した。
ボクシング+柔術が武器で、打撃を嫌がって組み付いてきた相手を柔術で仕留めるオルテガだが、負けた試合はいずれも打撃で押されていた。ヴォルカノフスキー相手には一瞬のギロチンでチャンスを作る場面もあったが。対するロドリゲスは、回転系の打撃など、トリッキーな攻めも見せるストライカー。しかし、オルテガが打ち勝ったチャンソン相手に、ロドリゲスは残り1秒で逆転KO勝ちしたものの、常に押されていた。単純な三段論法で言えば、オルテガが打撃で優位を保って、しのごうとして組み付いてきたところを一本で仕留めるいつものパターンに嵌められそう。
オルテガ一本勝ち。
メインカードでは元女子バンタム級王者で、昨年現役復帰したミーシャ・テイトが初めてフライ級に落として戦う。先々週のUFC276で予定されていたが、一週間前に相手のマーフィーのコロナ感染により延期となってた。初のフライ級での試合なのに、2週間も減量が長引いたのはけっこうきつかったはず。コンディションに不安が残る。
地上波中継されるメインカードではランカーの中国人ファイター2人の試合も組まれている。セミ前に出場するリー・ジンリャンは、ロシアのムスリム・サリコフを迎え撃つ。散打で5度世界王者になっているサリコフのニックネームはキング・オブ・カンフー。UFCデビュー戦は敗れたが、そこから5連勝している。カンフーの本場として意地を見せられるか。
フライ級では井上直樹を破っているマット・シュネルにスムダルジが挑戦。スムダルジは4月にマネル・ケイプ戦が組まれていたが、ケイプがドーピング検査に引っかかり、試合直前で中止となっていた。フライ級に落としてからは2連勝中。16勝中13KOのストライカー。
アメリカで昼開催のため、第1試合開始は16日24時(17日0時)。速報します。