PANCRASE329:第7試合・井村塁 vs. 平田丈二

バンタム級。井村3位、平田5位。

井村はデビューから6連勝・全フィニッシュ勝利し、昨年12月に中島太一と暫定KOP決定戦で対戦したが、1Rにパンチでダウンを喫すると、タックルを切られる展開で、2R開始早々のダウンでKO負けとなり、初黒星。さらに4月のTSUNE戦ではやはり序盤にパンチでダウンを喫し、その後はテイクダウンを防がれ下になりパウンドをもらう展開で完敗。柔術の練習が主体の井村だが、打撃とテイクダウンに穴が見えてきた。

29歳の平田はパンクラスではデビューから3連敗したが、そこから持ち直し、4月には元ZST王者ジェイク・ムラタに打撃で劣勢の展開からパンチでダウンを奪い返しパウンド連打で逆転勝利。ランキング入りを果たした。

井村シングルレッグに。しっかりクラッチしたが、ケージでこらえた平田。押し込む井村がまたシングルレッグに。差し返してこらえる。離れた。平田の左がヒット。井村右ハイ。残り1分。平田の蹴りを受けてまた組んでいく井村だが時間がない。ホーン。

1R一者平田、二者井村。

2R。また組んでいく井村。四つでクラッチしたが切った平田。離れる。パンチで出る。しかし井村また出て四つでクラッチ。テイクダウンし座った体勢の平田から四の字バック。チョーク。顎の上でフェイスロック。外れたがすぐまた取り直す。フェイスロックでタップアウト!

井村復活の勝利。打撃でも積極的に手を出していき、極めの強さは変わらず。

タイトルとURLをコピーしました