ミドル級。
Bellatorで8戦して5勝3敗の実績がありながら、UFCではコンテンダーシリーズからの近道なしで上がってきたエンジュクアニ。Bellatorでは日本の加藤久輝にも勝利している。UFCに上がると、前座クラスで2試合連続1RKO勝ちして、格の違いを見せた。3戦目でセミに抜擢。キックがバックボーンのストライカーで、同じくストライカーの兄はWEC時代にライト級で戦っていた。
ホドリゲスはUFC3勝1敗。こちらは柔術黒帯のグラップラーだが、UFCでは3勝中2KOするなど、打撃も向上してきている。こちらはコンテンダーシリーズではジョーダン・ウィリアムスに1RKO負け(なお、勝ったウィリアムスはUFC0勝3敗ですでにリリースされている)。昨年6月に代役代役でUFCデビューを飾ると、アルメン・ペトロシアンにスプリット判定負けしたのみ。
前蹴りを放つエンジュクアニ。ホドリゲスのタックルにエンジュクアニがカウンターの膝。後退したホドリゲスを追いかけるエンジュクアニだが、ホドリゲスのパンチを貰いバランスを崩す。膝をもらったホドリゲスが鼻血。鼻が折れたか。タックルに入ったホドリゲスだが、エンジュクアニこらえるとケージに押し込み肘。前蹴りを入れるエンジュクアニ。ホドリゲスパンチで出るが、エンジュクアニのパンチを貰いぐらつく。詰めるエンジュクアニ。しかしホドリゲスがパンチで飛び込むとヒット。スリップダウン気味に尻餅をついたエンジュクアニ。クリンチからパンチを入れるホドリゲス。エンジュクアニは肘を返す。残り1分。口が開いているエンジュクアニ。密着した体勢から肘・膝の打ち合い。ホーン。
1Rはどちらが取ったか微妙。
2R。ホドリゲス出る。右。ハイキック。エンジュクアニは首相撲から膝。ケージに詰めたホドリゲス。エンジュクアニ疲れたか。ホドリゲス投げてテイクダウン。ハーフにしてパウンド連打。腕で防いでいるだけで動かないエンジュクアニ。レフェリーストップ!
序盤膝をもらったホドリゲスだが、凌ぐとエンジュクアニが先に消耗。最後は心が折れていたか。