UFC on ESPN+74:第7試合・シャイアン・ブリスマス vs. コーリー・マッケンナ

女子ストロー級

ブリスマスはテコンドーバックボーンで黒帯。コンテンダーシリーズで勝利後、UFCデビュー戦は判定負け。2戦目はグラウンドの相手の立ち際へのハイキックという際どい攻撃(相手が立ち上がりきらなかったら反則だった)によりKO勝ち。3戦目はUFC1勝2敗のマロリー・マーティンにタックルを切っての打撃で判定勝ちし、ここまで2勝1敗。10月にも試合が組まれていたが欠場し、1年以上のブランク明けとなる。UFCデビュー戦はJP・バイズとの夫婦同時デビューとして話題となったが、前回の試合の前に離婚している(リングネームもシャイアン・バイズから旧姓に変更)。

イギリス・ウェールズ出身のマッケンナは1999年生まれの23歳。チーム・アルファメール所属。15歳でプロのMMAファイターとなり、UFCデビュー戦は僅差判定勝ち。2戦目は地元イギリスでの試合となったが、打撃で攻めたもののテイクダウンされたのが響きスプリット判定負け。3戦目はテイクダウンを奪ってUFCの女子初のヴォンフルーチョークでの一本勝ちで2勝1敗としている。

ハイを入れるブリスマス。詰めるマッケンナにパンチを合わせる。飛び込んで右を入れたブリスマス。マッケンナは出てもブリスマスのパンチを貰うパターンが続く。右がヒット。残り1分でブリスマスの蹴りをキャッチしてテイクダウンしたマッケンナ。インサイドからパウンド。ブリスマスは下から肘。ホーン。

1R残り1分でテイクダウンし攻めたマッケンナだが、それまでの打撃でブリスマスのラウンド。

2R。右を入れたブリスマス。また出たところに組んだマッケンナ。そのままケージに押し込む。背中でクラッチ。ケージでこらえているブリスマス。ダブルレッグに切り替えたが倒せず。首相撲に捕らえて肘連打を入れるブリスマス。倒せない。それでも押し込み続けるマッケンナ。レフェリーブレイクをかけない。また首相撲に捕らえて膝を入れるブリスマスだが、残り10秒を切ってからダブルレッグで持ち上げてテイクダウン。下から肘を入れるブリスマス。ホーン。

2R押し込んでいるだけだったマッケンナ。ブリスマスは首相撲から膝もあったが、終盤のマッケンナのテイクダウンとどちらが評価されるかは微妙。

3R。パンチで出るブリスマスだが、マッケンナが蹴りをキャッチしてテイクダウン狙い。ブリスマスハーフの体勢からチョークを狙ったが、外され下に。ガードに戻したブリスマス。下から肘を入れる。下から腕十字。さらに三角狙い。密着してディフェンスしたマッケンナ。押さえ込んだままパウンドを入れるマッケンナ。また下から仕掛けようとするブリスマスだが、マッケンナが密着したままでパンチを入れていく。ブリスマスオモプラッタ。外れて後ろ向きのマウントになったマッケンナ。正対してハーフに。マッケンナまたパウンド。逃げられないブリスマス。タイムアップ。

三者29-28でマッケンナ勝利。

テイクダウンからの押さえ込みでマッケンナが連勝。ブリスマスは下の時間が長かった。

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