ウェルター級。
地元のマダレナは昨年1月にUFCデビューすると、1年間で3試合連続1RKO勝ち。初戦は代役UFCデビューの相手だったが、2戦目はラマザン・エメエフ、ダニー・ロバーツというベテラン相手にいずれもボディブローでダウンを奪ってのKO勝ち。コンテンダーシリーズでは判定だったので、良いところばかり出ているだけかもしれないが、ランカーとの対戦が期待される存在。しかし今回も中堅クラスとの対戦に。
ブラウンはUFC10勝4敗で、直近7戦で6勝1敗・4連勝中と、こちらもランカーと当てても申し分ない実績。前戦では元ライト級ランカーのフランシスコ・トリナウドにリーチ差を活かした打撃でダウンを奪うなど攻勢となり、3Rはスリップダウンしたがガードからホールディングして逃げ切り判定勝ちしている。UFCでの10勝のうち、KO勝ちが3回、一本勝ちが3回あり、グラウンドでもフィニッシュできる。
長いリーチを活かして遠い間合いからパンチを入れていくブラウン。マダレナはカーフキック。ブラウンパンチ・前蹴りで間合いに入らせない。マダレナのパンチは腕でブロックされる。ブラウンの前蹴りが顔面にヒット。しかしケージに詰めたマダレナ。下がれないブラウンに右がヒットしもんどりうってダウン!倒れたブラウンにマダレナの鉄槌ラッシュ。防戦一方だが、ブラウン腕でブロックしている。レフェリー止めないと見るやバックマウントになりチョーク!タップアウト!
マダレナ、4試合連続フィニッシュ勝利。4戦目はKOではなくチョークでの一本勝ちに。もうすぐランクイン同士の対戦できっちりフィニッシュしたので、このままランキング入りする可能性もあるが、次はもうランカーとの対戦しかないだろう。