UFC on ESPN44:第1試合・ジョセリン・エドワーズ vs. ルーシー・プディロヴァ

女子バンタム級だったが、エドワーズが0.5ポンドオーバー。キャッチウェイトに。エドワーズは2試合連続の体重オーバーで、その前の試合はフェザー級だった。

エドワーズはストライカーで、アマチュアボクシングではパナマナショナルチームにいたこともある。簡単にテイクダウンを許し、下からリカバリーできない展開で連敗していたが、ここ2戦はテイクダウンディフェンスがマシになったこともあり、打撃で攻めて2連勝中。27歳。

ムエタイバックボーンのプディロヴァは2020年に4連敗で一度リリースされたが、ローカルで経験を積み直し、昨年8月に再契約。再デビューの相手は3連敗中のウー・ヤナンで、テイクダウンから押さえ込んでパウンドで削り、2Rにはマウントからのパウンド・肘のラッシュでTKO勝ち。前回の契約時にはほとんど見せなかったテイクダウンからのグラウンドの展開での勝利で、成長の跡を見せた。28歳。

タックルを見せたプディロヴァだがパンチ連打を浴びせるエドワーズ。プディロヴァまたタックル。切ったエドワーズ。離れる。エドワーズカーフキック。プディロヴァタックル。テイクダウン。ハーフで固めるプディロヴァ。固めたまま殴る。エドワーズフルガードに戻した。インサイドからパウンドを落としていくプディロヴァ。足で距離を取るエドワーズ。蹴り上げたが、プディロヴァ離れず立たせない。またハーフで押さえ込んだ。残り1分。足を抜いてサイド。すぐにマウントを狙ったが、その瞬間にブリッジして脱出したエドワーズ。プディロヴァがプレッシャーをかけると組んでケージに押し込んだ。ホーン。

1Rプディロヴァ。

2R。プディロヴァタックル。しかし正面からの工夫がないタックルで切られる。膝・肘を入れて離れるエドワーズ。カーフキック。ミドル。詰めるプディロヴァにパンチを入れるが、ケージを背負ったところでプディロヴァタックル。切れずに下になったエドワーズ。プディロヴァサイドについている。押さえ込んで肘。またマウントを狙う瞬間にブリッジを狙ったエドワーズだが、プディロヴァ返させずバックに着いた。バックマウント。チョークを狙う。残り1分。反転して正対するエドワーズだがまだマウント。残り10秒で強烈な肘連打を入れたプディロヴァ。ホーン。

2Rプディロヴァ。

3R。ローを蹴るエドワーズ。プディロヴァまたタックル。受け止めたエドワーズだが、ケージに押し込まれる。エドワーズ差し返してダブルアンダーフックで入れ変えた。また差し返して離れるプディロヴァ。パンチ・蹴りを入れるエドワーズだが、タックル警戒で距離が遠い。バックブローを見せる。プディロヴァがパンチを出しながら詰めてくる。タックルは止めるがKOが必要なエドワーズの手数が少ない。残り1分。プディロヴァがパンチから蹴りを入れ、エドワーズも蹴りを返すが、その蹴りをキャッチしてスタンドバックについたプディロヴァ。投げを狙うがこらえたエドワーズ。離れてパンチを入れる。プディロヴァ四つに組み付いてタイムアップ。

29-28エドワーズ、29-28プディロヴァ、29-28エドワーズ。スプリットでエドワーズ勝利。

1・2Rはグラウンドで上をキープしたプディロヴァだと思ったが。結果的に勝ったが、テイクダウンを奪われた後のリカバリーがなさすぎる割に、タックルの警戒が薄すぎるエドワーズ。2Rまで取れたと確信できない状況でようやくテイクダウンディフェンスに意識を向けたが、そこは逆に倒しに行くことが必要だったのでは。

1Rが三者エドワーズで、3Rが割れている。

mmadecisions.com

メディアのジャッジはすべてプディロヴァ支持。

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