ライト級GP1回戦5分5R。プリマス4位、ベルナウイ8位。
Bellator9勝3敗・元ライト級王者のプリマス。2017年にマイケル・チャンドラーのタイトルに挑戦。チャンドラーが序盤に足首を負傷してのTKO勝ち。ダイレクトリマッチの防衛戦で判定負けし、王座から陥落した。その後イスラム・マメドフにはスプリット判定負けしたが、トーナメント一回戦でウスマン・ヌルマゴメドフのタイトルに挑戦したベンヘンには判定勝ち。前戦は、トフィック・ムサエフにKO勝ちしたアレクサンデル・シャブリーにKO負け。元王者だがライト級GPからは落選していた。しかしシドニー・アウトローがドラッグテスト陽性となり欠場となったことで代役として出場。38歳。
ベルナウイは昨年10月のイタリア大会でアダム・ピコロッティ相手にBellatorデビュー。テイクダウンされてからのスイープ→チョークで一本勝ち。この1勝のみでライト級GP出場権を得た。現在8連勝中で、すべてフィニッシュ勝利。うちチョークでの勝利が6試合ある。Bellatorデビュー前にはROAD FCで行われたライト級トーナメントに出場しており、そこで優勝して優勝賞金100万ドルを獲得している。30歳。
間合いを詰めたベルナウイ。組んでケージに押し込み殴る。プリマスもパンチを打ち返しタックルに入るが、切ったベルナウイは首相撲。離れようとするプリマスだがパンチで追いかけるとまた首相撲。ボディに膝。入れ替えたプリマスがクラッチして外掛けでテイクダウン。しかし寝かされず起き上がったベルナウイがスタンドバックに。正対したプリマスだが、ベルナウイまた首相撲。膝。プリマス消耗している。パンチを打ち込むプリマスだが、ベルナウイケージに押し込んで膝。肘。離れた。しかしベルナウイ離れずパンチを打ち込み、また組んで押し込む。離れた。しかしすぐまた組んだベルナウイ。首相撲。膝・肘。ケージに詰めて殴るベルナウイ。プリマスパンチを打ち込み出る。ベルナウイもらってマウスピースが飛ぶが、ベルナウイが組むとテイクダウン。残り30秒。パスしていくベルナウイだが、プリマス下からキムラを狙う。ゴング。
1Rベルナウイ。
2R。ベルナウイスーパーマンパンチ。組んだプリマス。ボディロックから投げてテイクダウン。パスしてサイド。マウントを狙ったがハーフにしたベルナウイ。パウンドを入れるプリマス。肩固めのセット。肘を立てているベルナウイだが、プリマスパスして絞める。しかし浅い。首を抱えているベルナウイ。サイドで固めたプリマス。パウンド。ベルナウイ疲れたのか?防戦一方。ハーフで肘を入れるプリマス。ベルナウイ、背中を付けて押さえ込まれたまま。残り20秒で反転したベルナウイだが、プリマス下からキムラ。ディフェンスするベルナウイ。ゴング。
2Rプリマス。
3R。詰めたベルナウイ。ケージを背負うプリマスだが、左右のパンチを打ち込む。両者スピードが落ちている。ベルナウイ肘。詰めていく。パンチから首相撲。ボディに膝。飛び膝でケージに詰めたベルナウイ。ジャブ・前蹴り。また首相撲。肘・膝。首相撲に対応できないプリマス。膝連打をもらう。離れたところでプリマス引き込み。というよりスタンドからの逃げ。ベルナウイハーフからパウンド。プリマス完全に消耗。が、簡単にスイープを許したベルナウイ。プリマスハーフからダースチョークを狙う。ベルナウイが足の指でケージを掴んで体勢を変えようとするが反則。ゴング。
3Rベルナウイ。両者疲れているが、特にプリマスがしんどい。最後にスイープ出来たので生き延びたが。
4R。すぐにベルナウイが詰める。プリマススピードがないがパンチを出していく。ベルナウイ出るが手が出ていない。また飛び膝。プリマスタックルへ。ケージに押し込んだ。捨て身投げでテイクダウン。上に。パスしてサイド。ベルナウイもかなり疲れているか。プリマスマウント。肩固めをセット。ハーフで耐えるベルナウイ。サイドに出て絞めたプリマスだが浅いか。しかしベルナウイ動けない。耐えるのみ。背中を向けて外れた。バックに回るプリマス。ゴング。
4Rプリマス。どちらのスタミナが残っているかの勝負か。
5R。打撃で出るベルナウイ。しかしプリマスもパンチを出していく。首相撲に捕らえるベルナウイだが、振りほどいたプリマスがタックル。切りかけたが、安易に下になるベルナウイ。ハーフからプリマスパウンド。亀になったベルナウイ。巻き込んで上を取ろうとしたベルナウイだが、プリマスがバックキープ。ベルナウイ動けない。プリマスパウンド。四の字バック。ベルナウイ動けず凌ぐだけ。プリマス四の字バックに。チョーク。アゴの上。入っていないが動けないベルナウイ。タイムアップ。
Bellator1戦でGPに抜擢されたベルナウイだが、序盤の猛攻でスタミナ切れか?安易に下になる場面が多かったが、そこから返せず攻められていた。期待外れの敗戦。
プリマスも疲れていたが、下馬評を覆す勝利。準決勝ではウスマン・ヌルマゴメドフのタイトルへの挑戦となる。