朝倉海が榊原CEOに「オープニングセレモニー無くせないですか?」と提言

朝倉海が榊原CEOに「オープニングセレモニー無くせないですか?」と提言 BELLATOR
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 井上直樹に判定勝ちしたアーチュレッタについて、朝倉は「『拮抗してアーチュレッタが勝つ』と予想していた通りだった。ああいう競った戦いをモノにするのが上手い。賢いですね。経験があり、試合の作り方が上手い、勝ち方を知っている」と評価。

 その上で、リングで行われる7月の王座戦で、アーチュレッタが「5分5R」を希望していることについて、まず榊原CEOが「スコット(コーカー・Bellator代表)とも話したけど、僕が提案したのはRIZIN初期に使用していた『1R目目10分、2R目を5分で。さらに3R目も5分』でやるのはどうかと。というのも『5分5R』だと、トータルマストのジャッジが厳しい。まだ競技陣にも話していないけど、ひとつの方法論として」と朝倉に提案。

 朝倉は、「10分・5分は堀口vs.元谷でやってますよね。10分・5分・5分の20分か……(1R目の)10分はやりたくないな。それなら5分5Rの方がいいけど、たしかに判定は難しいですね」と、もし変更するなら5分5Rでの王座戦を望んだ。

「1、2Rはどうしても様子見になる」と消極的な試合展開を危惧する榊原CEOに対し、朝倉は「僕は(3Rでも5Rでも)どっちでもいいです。(5Rを)経験してみたいなという気持ちもありますし、アーチュレッタはタイプ的に(長期戦が)得意なんでしょうね。でも、僕もいまスタミナがついてるので、5R全然いけるなと」と、5Rの王座戦に自信を見せた。

 榊原CEOは、「勝てば挑戦者がBellatorから来るし、ベルトを巻いてアメリカにも乗り込んでほしい。“海の試合がやっと見れる”という形で米国ファンの前で試合をしてほしい」と、ベルトを朝倉の海外進出の通行手形にしてほしいと語ると、朝倉も「倒して(海外に)行きたいですね、乗り込みたい」と呼応。

 奇しくも、現Bellatorバンタム級王者は、朝倉が現地で練習したパッチー・ミックスで、朝倉は肌を合わせた感覚を「ミックス、めちゃくちゃ強い。自分と練習したときは80kgあって、組み技がマジで強かった」と語るが、「でも戦いたいです。アーチュレッタに勝ったら──」と「王者対決」を望んだ。


 7月のRIZINさいたまスーパーアリーナ大会で、フアン・アーチュレッタ(米国)を相手に「バンタム級王者決定戦」に臨む朝倉は、RIZINのライブ番組で、榊原CEOに「オープニングセレモニー、あるじゃないですか。あれ無くせないですか?」と提言した。

 PRIDE時代から続く、試合前の入場式。選手コールとともに、観客にその日のカードの期待感を高める演出だが、後半出場の選手にとって負担が大きいと、朝倉は吐露する。

「たしかにあれ、盛り上がっていいんですけど……僕、いつもメインなので結構キツいんですよね、ずっと控え室にいるのが。朝10時とかに入って、試合は夜の8時とかで、狭いところで、ほかの選手もいたりするのに地獄だからね。パフォーマンスが落ちます。大晦日は12時間……その間? 寝てるよ(苦笑)」と、最高のコンディションで試合に臨みたい選手にとって、ストレスのかかる環境だとした。

 続けて、「俺の意見としては、(試合前に)どうせ入場するじゃないですか。そこで見れるんで、先にオープニングセレモニーで見ちゃうとなんかちょっと冷めちゃうかなって。入場で初めて会場で見れる方が盛り上がるかなって」と、選手の初登場は試合直前の方が盛り上がると持論を展開した。

「7月に真夏の格闘技の祭典を考えている」と発言した榊原CEOは、「7月は……まだ言えないけど大丈夫そうだな。選手のパフォーマンスが重要で、同時にファンにもエキサイティングに見られるようにいろいろ考えます」と返答した。

 オープニングセレモニーは興行の長時間化で選手への負担が増してきた感があります。UWFやPRIDEの時は試合数も少なかったですが、今では10試合以上あって6時間ぐらいあるのが当たり前ですから…。続きを読む・・・
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