UFC on ESPN47:オッズ/予想と展望

マービン・ヴェットーリ 1.83
ジャレッド・キャノニア 2.00
アルマン・ツァルキャン 1.10
ジョアキム・シウバ 8.00
アルメン・ペトロシアン 2.35
クリスチャン・リロイ・ダンカン 1.65
パット・サバティーニ 1.50
ルーカス・アウメイダ 2.70
マヌエル・トーレス 1.56
ニコラス・モッタ 2.55
ニコラス・ダルビー 2.60
ムスリム・サリコフ 1.53
ラオーニ・バルセロス 1.47
マイルズ・ジョーンズ 2.85
ジミー・フリック 3.10
アレッサンドロ・コスタ 1.40
カン・ギョンホ 2.35
クリスチャン・キニョネス 1.65
カルロス・ヘルナンデス 2.10
デニス・ボンダー 1.77
ジャルガス・ジュマグロフ 1.61
フェリペ・ブネス 2.40
テレザ・ブレダ 1.44
ガブリエラ・フェルナンデス 2.90
ダン・アルグエタ 2.60
ロニー・ローレンス 1.53
ザック・パウガ 2.65
モデスタス・ブカウスカス 1.51

メインはミドル級3位ヴェットーリと4位キャノニアの対戦。ミドル級は王者アデサニヤがペレイラにKO負けし、停滞していた階級が動き出したかと思いきや、ダイレクトリマッチでアデサニヤがKO勝ちすると、ペレイラはライトヘビー級に上げることになり、結局元通りに。ヴェットーリもキャノニアもアデサニヤに挑戦したが、ほぼノーチャンスで判定負けしている上に、両者ともロバート・ウィテカーにも判定負けしているので、どちらが勝ってもタイトル挑戦の機運は盛り上がってこない。

キャノニアは昨年7月にアデサニヤに敗れた後、昨年の最終戦で現7位のショーン・ストリックランドと両者攻めていかない煮えきらない内容でのスプリット判定勝ち。ヴェットーリは21年6月にアデサニヤに敗れた後、昨年9月にウィテカーに判定負け。今年3月の前戦は現9位のロマン・ドリーゼに判定勝ち。どちらも下位ランカーが上がってくれば、タイトル戦線に動きが出てきそうな試合だったが、このあたりのタップランカーに勝てる選手が出てこず、トップランカーはアデサニヤ&ウィテカーに勝てないという状態がもう何年も続いている。

とはいえ、ヴェットーリとキャノニアの勝者にタイトル挑戦のチャンスが回ってくる可能性はあるし、特に39歳のキャノニアにとっては、この後負けた時点でタイトル挑戦が絶望的になるので、負けられない試合ではある。

打撃で一発KOのあるキャノニアに対し、スタンド・グラウンドどちらでも攻められるが、ストライカー相手には組みに行きがちのヴェットーリ。テイクダウンを取れればヴェットーリだが、倒すのに苦労すればキャノニアペースか。

キャノニア判定勝ち。

セミはライト級ランキング8位のツァルキャンが登場。昨年6月のマテウス・ガムロ戦では、僅差だったがメディアのジャッジの6~7割がツァルキャンを支持する内容で判定負け。次はランキング下位だがUFC5連勝中のダミル・イスマグロフから完勝。4月には下位ランカーのヘナト・モイカノ戦が組まれていたが、モイカノの怪我により消滅。代わりに今回組まれたのが、ランク外のジョアキム・シウバ戦。UFC6勝2敗だが、ランキング入りするまで一度もランカーとの対戦がなく、ランクインしてからも下位ランカーとしか組まれていない。上位からは避けられているのか。シウバはランク外でも中堅で勝ち越しているとはいえ、オッズは今大会一番の大差になっている。

第1試合開始は18日朝8時から。今回はいつもの5時スタートではなく遅め。速報します。

※6/16追記:マイルズ・ジョーンズ欠場によりラオーニ・バルセロス戦は消滅。フェリペ・ブネス欠場に伴い、ジャルガス・ジュマグロフは来週ジョシュア・ヴァナとの対戦に変更。第1試合開始時間は8時から変更なし。

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