ギョンホは兵役で3年以上のブランクがあるが、ブランク明けでも5勝2敗と、そろそろランカーと当てても良い成績。しかし今回の相手はUFC1勝0敗のキニョネス。今回も1年ぶりの試合となる。長い手足からの打撃・寝技が武器。なかなかチャンスが与えられないまま、もう若くない35歳。
メキシコのキニョネスはフライ級王者ブランドン・モレノの同門。昨年9月のUFCデビュー戦はRIZINバンタム級GPベスト4のカリッド・タハ相手にボクシングで圧倒し、ダウンを奪ってからのパウンドで1RKO勝ち。27歳。
距離を取るギョンホ。ロー。カーフキック。出てくるところにパンチを入れる。右を入れたキニョネス。飛び込んで右。さらにアッパー。下がったギョンホなおもパンチを打ち込むキニョネスだが、ギョンホの左右のパンチを貰い膝を着いた。ギョンホバックに回りチョーク。正対して外したキニョネスだが上になるギョンホ。マウント!背中を向けたキニョネス。四の字バックからチョーク!タップアウト!
パンチを貰い下がって一瞬ヒヤッとしたギョンホだが、直後にパンチでダウンを奪うと、チャンスを逃さずフィニッシュ。バンタム級での一本勝ち4回はフェイバー&ヤヒーラの6回に続く3位タイ。8月のシンガポール大会でランカーとの対戦が見てみたい。