UFC on ESPN+82:第7試合・マルク・ディアケイジー vs. ヨエル・アルバレス

ライト級。

今後生まれイギリス国籍のディアケイジー。無敗でUFCと契約し、UFCデビューから3連勝した時は将来を期待されたが、その後は3連敗→2連勝→2連敗→2連勝→負けと勝ち負けを繰り返し、ここまで7勝6敗と、中堅クラスに落ち着いている。MMAを始める前はサッカーをしており、そちらでも将来を期待されるほど、高い身体能力を持つ。前戦はかつてのトップランカーのマイケル・ジョンソン相手に2R・3Rに打撃を打ち込まれ判定負けし、連勝が2でストップした。30歳。

アルバレスはスペイン国籍UFCファイターの第一人者。UFCデビュー戦でダミア・イスマグロフに判定で敗れた後、4連続フィニッシュ勝利(ただし、最後の2試合は連続で計量失敗)。昨年2月に当時ランキング13位のアルマン・ツァルキャンとの対戦が組まれたが、テイクダウンされパウンド・肘をもらう展開で、2RにTKO負け。身長191cmの長身で、キャリア19勝すべてがフィニッシュしての勝利。うち16が一本勝ちで、ほぼ絞め技での勝利となっている。30歳。

カーフの蹴り合い。アルバレス飛び込んでワンツー。ディアケイジーバックブロー。ジャブを打ち込んでいくアルバレス。ディアケイジーのカーフにパンチを合わせた。アルバレスは右ハイから前蹴り。パンチ3連打。ディアケイジーが出てきたところにカウンターを合わせる。アルバレス優勢のまま残り1分。アルバレスパンチからロー。ディアケイジーのバックブローをかわして組み付きスタンドバック。後方に倒れ込んだが、反転して上になったディアケイジー。しかしホーン。

1R手数でアルバレス

2R。ディアケイジー詰めてきた。ケージを背負ったアルバレスにダブルレッグ。テイクダウン。カウンターのギロチンを狙ったアルバレスだが外したディアケイジー。ケージ際で立とうとするアルバレスだが、ディアケイジー押さえ込んで立たせない。立上とウロするアルバレスからスタンドバックを取るとまた倒した。アルバレス蹴り上げで距離を作る。立ち際にタックルに入るディアケイジーだが切ったアルバレスが逆に上に。パウンドを落とすが、立ったディアケイジー。打撃を入れるアルバレスにバッティングをアピールするが、レフェリー続行を指示。ケージ際でボディ・膝を打ち込む。ディアケイジー急激に失速。首を抱えて引き倒したアルバレスがダースチョーク。がっちり入りタップアウト!

リプレイで見ると、確かに頭が当たっている。インターバルを取るほどのハードヒットだったかはわからないが…。納得行かない様子のディアケイジー

アルバレスは2Rテイクダウンから劣勢の展開が続いていたが、最後は得意の絞めでフィニッシュ勝利。

タイトルとURLをコピーしました