UFC292:オッズ/予想と展望

アルジャメイン・スターリン1.39
ショーン・オマリー 3.10
ジャン・ウェイリー 1.32
アマンダ・レモス 3.50
ニール・マグニー 4.80
イアン・マシャド・ギャリー 1.20
ダモン・ブラックシア 2.80
マリオ・バウティスタ 1.46
マルロン・ヴェラ 1.52
ペドロ・ムニョス 2.60
クリス・ワイドマン 3.20
ブラッド・タバレス 1.37
グレゴリー・ホドリゲス 1.28
デニス・トゥルーリ3.80
オースティン・ハバード 1.56
カート・ホロボー 2.50
ブラッド・カトーナ 1.57
コーディ・ギブソン 2.45
アンドレ・ペトロスキー 1.42
ジェラルド・マーシャート 2.95
アンドレア・リー 3.80
ナタリア・シウバ 1.28
カリーニ・シウバ 1.65
マリナ・モロズ 2.30

メインはスターリングのバンタム級王座の4度目の防衛戦。王者スターリングが防衛に成功すれば、ヘナン・バラォン(暫定王座を2度、正王者に昇格してから1度防衛成功)を抜いて単独での最多防衛記録になる。最多防衛記録が3回の階級は他にヘビー級(ミオシッチ)とライト級(ペン、エドガー、ベンヘン、ヌルマゴ)がある。

挑戦者は人気先行型ストライカーのオマリー。ランキング10位ながら、飛び級で1位のピョートル・ヤンと対戦。戦前の予想に反して健闘したものの、メディアのジャッジが全員ヤンを支持する内容での判定勝ちで物議を醸した。バンタム級トップクラスの長身・長いリーチから繰り出す打撃でKOの山を築いている。トップ10ランカー相手の勝利はそのヤン戦のみだが、オッズはそこまでの大差ではない。

予想はスターリングがバックを奪っての、早いラウンドでのチョークでの一本勝ち。オマリーが逃れて長期戦になったとしても、組まれるのを警戒すると思い切った打撃が出せないので、勝つなら序盤に打撃を入れてのKOしかない。

セミは女子ストロー級タイトルマッチ。最近、王者経験者だけで回してきたタイトル戦線に、久々に新規挑戦者が登場(ただし、レモスはウェイリー34歳より年上の36歳)。レモスはパワフルなパンチが武器で、魅津希からもダウンを奪っている。グラウンドも強いが、ウェイリーはヘンリー・セフードとのトレーニングでテイクダウンディフェンスや寝技も向上しているため、勝負するなら打撃か。

セミ前では「ネクストマクレガー」イアン・マシャド・ギャリーがランカーとなって初めての試合。上位ランカーのマグニーに対し、オッズでは今大会一番のフェイバリット。期待に応えられるか。

プレリムメインでは元ミドル級王者クリス・ワイドマンが、ローをカットされスネを真っ二つに折ってから2年ぶりの再起戦。欠場前からKO負けが増えてきていて、ダメージの蓄積が心配されたが、2年の療養で回復しているのかどうか。

他に、プレリムではTUF31の決勝も行われる。なお、コーチ対決は、コナー・マクレガーがUSADAの検査プール入りしておらず、現在実現の目処が立っていない。マクレガーはインタビューで「チャンドラーとは12月に対戦する」と語っているが、USADAのルールでは試合までに最低半年間の検査期間が必要となっているため、通常なら最短でも来年2月以降となる。

第1試合開始は20日7時半。速報します。

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