1.21『TOP BRIGHTS』旗揚げ戦にグレイゾン・チバウ他7選手の出場が決定

1.21『TOP BRIGHTS』旗揚げ戦にグレイゾン・チバウ他7選手の出場が決定 ACA
アメリカントップチーム柔術 Tシャツ


『TOP BRIGHTS』の旗揚げ戦が9.9 ALSOKぐんまアリーナから1.21群馬県オープンハウスアリーナ太田に変更(2023年08月10日)

 こちらの続報。


 堀口恭司がエグゼクティブプロデューサーを務め、2024年1月21日(日)に群馬県オープンハウスアリーナ太田で旗揚げ大会を行う『TOP BRIGHTS』のオンライン会見が24日、行われた。

 会見では、恭司の兄の堀口健太氏のCEOに加え、新CEOとして株式会社アローズエンタテインメントで堀口のマネジメントを務める山田義則氏が就任したことが発表され、また1月大会の出場7選手が発表された。大会は午前から始まり、全22試合が行われる予定。

 堀口は新体制について「団体強化のため。格闘技界だけでなく芸能界にも強い山田CEOを通して『TOP BRIGHTS』を広げていきたい」と語った。

 また「出場決定選手」としてMMAでは、堀口が所属するアメリカントップチーム(ATT)から元UFCグレイゾン・チバウ(ブラジル)の75kg契約での参戦も発表された。

 チバウの日本マット参戦は2003年7月の『DEEP 11th IMPACT in OSAKA』での光岡映二戦以来。そのときは6連勝中だったチバウが、テイクダウンで優勢に立つも、肩の脱臼によるアクシデントで2R TKO負けで初黒星を喫している。2018年6月にUFCを離れたチバウは、ゴールデンボーイ・プロモーションズのMMAでエフレイン・エスクデロ、ウィル・ブルックスに勝利し、PFLではローリー・マクドナルドと接戦の末にスプリット判定勝ちを得るも、現在はPFL2連敗後、ロシアRCFCで2連敗でMMA4連敗中。

 そのほか、フェザー級で2018年9月の『RIZIN.13』で朝倉未来と対戦し、判定負けもフィニュシュさせなかったMMA13勝3敗のカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)が5年4カ月ぶりの日本マット参戦。ボクシング、シラットベースで現在5連勝中。

 同じくフェザー級では、ONE Championshipで1勝1敗、MMA6勝2敗のベン・ロイル(英国)も参戦。ONEではクインティン・トーマスに3R TKO勝ち後、近年急逝した10勝1敗の強豪プレウ・オトゴンジャルガルにTKO負けしたが、2022年9月の前戦では『Fairtex Fight Promotion』で三角絞めで一本勝ちしている。

 また福田龍彌の参戦で注目の『Naiza FC』で3連勝中、MMA4勝0敗のコシェン・アカノフ(カザフスタン)がバンタム級で参戦。

 ライト級では、MMA9勝1敗のクルバナリ・イサベコフ(ロシア)が出場。EFC、Fight Nights Globalに参戦中で、唯一の黒星はACAで活躍中のイリヤ・コデケヴィッチに判定負けのみという強豪だ。

 さらに、日本vs.タイのムエタイ対抗戦として既報通り、フライ級で吉成名高(エイワスポーツジム)が参戦するほか、フェザー級で朝陽・PKセンチャイムエタイジム(エイワスポーツジム)の参戦も決定。両者はケージムエタイを戦う予定。

 グレイソン・チバウ本人から堀口恭司に猛アピールがあったとのこと。メインカードクラスではドーピングチェックも行うそうです。


 その7年前の2016年から、練習環境を考慮した結果、KRAZY BEEからアメリカントップチームに移籍し、単身フロリダに渡っている堀口は、朝倉の「ジャパントップチーム」のネーミングについては「まあ別にいいのかな、と思います」としながらも、「自分が作りたかったという気持ちは?」と問われ、「いやあーなんか……もちろん日本でジムやりたいなとかはありますけど、あんまりやったところで経営がうまくいかないと思う。もちろん強い選手を、日本人を勝たせたいという思いはありますけど、現実的に考えて(日本でメガジムは)難しいなと思います」と語った。

 堀口が言う「経営が難しい」のなかには、MMAのメッカが米国にあることと、その市場ゆえにメガジムが成立している背景が含まれている。

 アメリカントップチームでいえば、不動産で巨万の富を築いたオーナーが存在し、同じフロリダのキルクリフFCも、医療組織をバックにエナジードリンクとCBDドリンク会社がジムの命名権を獲得するなど、ジムに大きな資金が入っている。

 その資金をもとに、最先端のスポーツ科学が導入されたトレーニング施設を揃え、プロ指導に特化した各分野のコーチと、それをまとめるヘッドコーチが在籍している。その人材も巨大な市場のなかで淘汰され、担当選手たちの勝敗が収入に直結することで、責任とモチベーションが発生している。

 堀口恭司が朝倉兄弟の「ジャパントップチーム」について言及。「自分はジム経営よりは、アメリカントップチームでコーチしたりとかは将来的にあるかもしれないですね」とのこと。続きを読む・・・
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