RIZIN LANDMARK9:3月の神戸大会がケージ開催に変更。サトシ vs. K太郎、ストラッサー vs. タナベ他発表。

RIZINライト級(71.0kg)5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術
中村K太郎(UNITED GYM TOKYO)

昨年4月、ウェルター級でストラッサーに圧勝したK太郎だが、その後食が細くなってウェルターでは軽すぎるということで、ライト級に再転向した初戦となる。いきなり王者相手はチャンスかもしれないが、できればまず矢地あたりと当てて、現在のライト級での実力を明らかにした上での対戦が見たかった。

RIZINウェルター級(77.0kg)5分3R
ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)
イゴール・タナベ(セラヴィー)

昨年大晦日に初のウェルター級戦で安西信昌に勝利したタナベ。同階級の強豪であるストラッサーは、RIZINで初めて勝負論があるカードとなる。地元関西のストラッサーは負ければ3連敗となり負けられない。

RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
高橋遼伍(KRAZY BEE)
久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)

地元出身の高橋のジモティマッチ。修斗環太平洋王座獲得後ONEに参戦。ONEで3連敗後、1年以上干されて昨年12月の日本復帰戦でパンクラスに初参戦したが、Road To UFC修斗フェザー級王者SASUKEをKOしているキム・サンウォンと対戦しTKO負け(当初バッティングによる戦闘不能のためテクニカル判定となったが、検証の結果有効打によるものと判断され裁定変更)。現在4連敗中。

久保は3連勝とはいえ、うち2戦はほぼ練習していない奥田と安保。高橋は格の違いを見なければ行けない試合。

RIZINフライ級(57.0kg)5分3R
山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)
柴田“MONKEY”有哉(Team KIZUNA)

復帰戦でDEEPフライ級GPベスト4の伊藤に完勝したアーセンだが、2戦目はDEEPフライ級王者福田に完敗。今回はまた実力相応の相手で、本来ならRIZINで組むのは微妙なレベルだが、相手が関西勢ということで成立した。

RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
ダイキ・ライトイヤー(修斗ジム神戸)

この試合も、4連敗中の金太郎は上位と対戦する権利はないし、かと言ってこれより下位となるとRIZINレベルではなくなるところ、地元のダイキとのカードということで成立。

RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
高木 凌(パラエストラ八王子)
西谷大成(JAPAN TOP TEAM)

高木は昨年10月のRIZIN初参戦の時点で、RIZINに出るには経験不足ではないかという不安があったが、一撃必殺の打撃があるだけに、完全にレベルが上の相手にアップセットを起こすのではないかという期待も少しあった。しかし結局ビクトル・コレスニック相手に全局面で上を行かれて完敗。地道な実力の積み直しが必要だと明らかになったばかりで、まさかの連続参戦。しかし相手はDEEP6勝5敗で、RIZINでは鈴木博昭に秒殺KO負けした西谷。実力の釣り合いは取れている。RIZINでやる試合かは別として。

▼ヘビー級(120kg)5分3R
貴賢神(フリー)
コーディー・ジェラベック(米国)

昨年10月の荒東戦で、1Rにダウンを奪い成長は見せたものの、2Rに失速して逆転KO負けした貴賢神。ジェラベックはプロMMAでは一昨年にミドル級で1戦したのみ。貴賢神はこれまでキャリアが上のベテランとばかり当てられてきたが、ようやく同じビギナーとの試合に。体重も合わせられたら良かったが。

▼フライ級(57kg)5分3R
中村優作(TEAM FAUST)
アルマン・アシモフカザフスタン

地元枠の中村の相手はカザフスタンアシモフ。2020年にコンテンダーシリーズ出場選手としてラインナップされていたことがある、フライ級期待のプロスペクトの1人。ストライカー同士だし、アシモフデビュー戦の相手としてはちょうどいい。ここで負けるようだと2回目があるかはわからないが。

リングからケージに変更になった理由は特にないとのこと。ケージ開催が増えてくれば自然とケージを望む声が多くなってくるだろうから、いずれケージに統一されることを期待したい。

他、キック4試合が発表。また、2月24日のRIZIN佐賀大会で矢地祐介と対戦予定だったキム・ギョンピョが負傷欠場し、フェザー級の白川陸斗との対戦に変更になることも発表されている。

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