17歳でコンテンダーシリーズで勝利してUFCとの契約を果たしたロザスJr.。デビュー戦はナンバーシリーズのプレリムで1R一本勝ちしたが、2戦目はUFC1勝1敗のクリスチャン・ロドリゲス相手に1R極めを狙いに行ったが凌がれるとガス欠となり、タックルを切られてパウンドをもらう展開で完敗。2戦目で早くもぼろが出た。前回はUFC0勝1敗のテレンス・ミッチェルと対戦し、序盤からあらっぽいパンチで攻めてのKO勝ち。しかしUFCレベルにあるかどうかもわからない相手だったので、ロザスJr.がUFCで戦っていけるかどうかはまだわからない。19歳。
トゥルシオスは2021年のTUF29ウィナー。柔術バックボーンのグラップラー。TUF後の初戦はエイマン・ザハビにスタンドで打ち負ける展開で判定負け。2戦目は第4試合という扱いとなったが、UFC0勝2敗のケビン・ナティブダド相手に引き込み気味に下になる展開で、下からの仕掛けを潰される苦しい勝負となったが、スプリット判定勝ちでどうにかUFC初勝利。しかし寝技が得意だがスタンドレスリングが弱くて自分から寝技に持ち込めないというのはUFCでは厳しい。30歳。
試合直前にロザスJr.が体調不良になり中止に。来週にスライドする方向で検討しているとのことで、深刻な状態ではない模様だが、ロザスJr.はほぼ地元のメキシコでの試合が流れてしまう不運。