PFL2024#2:第9試合・クレイ・コラード vs. パトリッキー・ピットブル

フェザー級リーグ戦。

元PFLコラード。PFLには2021年から出場し、アンソニー・ペティスやジェレミー・スティーブンスらの元UFCビッグネームと対戦して勝利している。昨年は西川大和・スティーヴィー・レイ、ショーン・バーゴスらに勝利して決勝進出。が、オリバー・オウヴィン・メルシェに判定負けして100万ドル獲得はならなかった。2月のBellatorとの対抗戦では、AJ・マッキーにタックルでテイクダウンを奪われ、ギロチン→三角と移行され秒殺一本負けしている。ボクシングの試合にも出ているストライカー。31歳。

元Bellator王者パトリッキー。最終ランキングは3位。RIZINではライト級GPに出場し、川尻・グスタボに秒殺勝利して決勝進出したが、決勝ではムサエフに判定負け。Bellatorでピーター・クイリーとの王座決定戦で勝利して悲願のタイトルを獲得したが、初防衛戦でウスマン・ヌルマゴメドフに完敗して陥落している。昨年のBellatorライト級GPでは初戦で代役緊急出場のサトシ・ソウザにKO勝ちしたが、2戦目でムサエフも破ったアレクサンドル・シャブリーに50-45×3の判定負けで完敗した。38歳。

オッズはコラードがフェイバリット。

ジャブで牽制するコラード。パトリッキーがパンチを打ち込んだ。コラード詰めてジャブをヒット。サークリングするパトリッキー。コラードカーフキック。パトリッキーもカーフを返す。ケージを背負うパトリッキー。コラードのワンツーがヒット。出てきたパトリッキーに左を合わせる。間合いが近くなるパトリッキーの右で仰向けにダウンしたコラード。すぐ立った。パトリッキータックル。テイクダウンされたコラードだが、勢いを利用して後方に投げて立った。コラード詰めていく。パンチの連打が顔面を捕らえる。プレスされケージを背負うパトリッキー。パンチからカーフ。パトリッキー手が出ず下がる。カーフの蹴り合い。コラードパンチから前蹴り。パトリッキーもパンチで出た。パンチからヒザ。しかしまたケージを背負った。コラードラッシュ。ブロックして凌いだパトリッキー。コラードの左ハイをブロック。また詰めたコラード。ボディ・顔面にパンチを打ち込む。パトリッキーがパンチを返すが、すぐに出ていくコラード。ボディ・顔面にパンチを入れるコラード。パトリッキーも打ち返すがスウェーして空振り。ゴング。

1Rダウンを取ったパトリッキーだが、あのダウンがなければコラードという内容。後半は完全に押していた。

2R。最初は出たパトリッキーだが、コラードの前蹴り・ボディを打たれまた後退。パトリッキー右の強打を入れる。しかし浅いか。パトリッキーのクリーンヒットがあってもコラードすぐに前に出てくる。左ボディから左ミドル。パトリッキー棒立ちで打たれている。ガードを固めたまま打たれ続けるパトリッキーを見てレフェリー割って入りKO!

コラード、元Bellator王者パトリッキーを後半打撃で圧倒し2RKO勝ち。5点獲得。

パトリッキーもビッグパンチを何度か入れていたが、打たれてもコラードが下がらず打ち合って、ボディを効かせて押し切った。

1戦目が終わった時点の順位表(同点の場合は勝ったタイムが短い・負けたタイムが長い選手が上位)

1.マイケル・デュフォート・5点
2.クレイ・コラード・5点
3.ブレント・プリマス・5点
4.エルヴィン・エスピノーザ・4点
5.ガジ・ラバダノフ・3点
6.ソロモン・レンフロ・0点
7.アダム・ピッコロッティ・0点
8.ブルーノ・ミランダ・0点
9.パトリッキー・ピットブル・0点
10.マッズ・バーネル・0点

4人がフィニッシュ勝利しているだけに、初戦敗れた選手は2戦目の勝利だけでは決勝進出できない可能性があり厳しい状況に。1人判定勝ちのラバダノフも、次はフィニッシュを狙う必要が出てきた。

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