ウェルター級リーグ戦。スタロポリが4.25ポンドオーバーしたため、試合はキャッチウェイトとなり、リーグ戦ポイントから1点減点となる。
アルゼンチンのスタロポリは昨年9月にPFLヨーロッパに出場して勝利しているので元PFL枠ではあるが、PFLでの試合はその1戦のみ。2018年からUFCに参戦し、2戦目で元タイトル挑戦者(だが当時はすでに落ちぶれていた)チアゴ・アウベスに判定勝ちして2連勝としたが、そこから4連敗でリリース。その後はフランスのプロモーション・Ares FCと契約し、3連勝してウェルター級暫定王者となっている。31歳。
ラマザノフは数少ない新規契約(PFLにもBellatorにも出場したことがない)選手。ロシアのレスラーで、PFL参戦前はONEで3勝1NC。現在5連続フィニッシュ勝利中の手塚にも組んでテイクダウンを奪う展開で圧倒して判定勝ち。元王者のゼバスチャン・カゼスタムにもテイクダウンからドミネイトし勝利。最後の試合は22年12月で、KSW2階級王者のソルディッチ戦。ラマザノフの膝がローブローになりノーコンテストとなった。昨年はONEで試合が組まれず契約切れとなり、PFLと契約している。28歳。
ヒザで出たスタロポリだが、ラマザノフ組んでボディロック。テイクダウンを狙う。ケージでこらえるスタロポリだがラマザノフテイクダウン。バックに回りパウンド。両足フック。正対したスタロポリからマウント。パウンドを打ち込む。ハーフに戻したスタロポリ。ラマザノフパウンド。しかし殴りながらまたマウント。強烈なパウンドではないが打ち込み続けるラマザノフ。チョーク。真後ろではないが絞めるとスタロポリタップ!
ラマザノフも1Rフィニッシュで6点獲得。PFLのルールセットの影響か、ONEの時よりもフィニッシュの意識が高い。