ライト級。
昨年のTUFライト級ファイナリストハバード。ベテラン vs. プロスペクトがテーマのTUFだったが、決勝に進出した全員がベテランチーム。ハバードも2019~21年にUFCに参戦して3勝4敗の成績を残していた。バックボーンはレスリング。カート・ホロボーとのTUF決勝戦では打撃で圧され、最後はマウントをケージを蹴って返そうとしたところで裏十字→三角と切り替えられタップアウト負け。32歳。
ポーランド生まれ・イギリス在住のフィグラクはローカル8戦全勝でUFCと契約し、昨年9月のパリ大会でデビュー。UFC2勝2敗のファレス・ジアム相手に前評判ではフェイバリットだったが、打撃で押されてタックルも切られる展開でジリ貧。ガードからの腕十字で惜しい場面もあったものの、防がれて判定負けしている。27歳。
オッズではフィグラクがフェイバリット。
パンチからシングルレッグを狙ったハバード。切られた。もう一度シングルレッグ。テイクダウン。しかしフィグラクすぐにリカバリーして立った。フィグラクのワンツーがヒット。インロー。スタンドではフィグラクが押す。ハバードも打撃で応戦するが下がり気味。ホーン。
1R打撃で若干フィグラクが押し気味。ハバードもテイクダウンを1度取ったが、そこから攻めがなかった。
2R。打撃をヒットさせるハバード。フィグラクがジャブで出るが、ハバード下がらず打ち合う。またシングルレッグを見せたが、フィグラク反応して切った。右を当てたハバード。フィグラクワンツー。ジャブが入りぐらついたハバード。詰めていく。ハバードのシングルレッグのフェイントに反応するフィグラク。またシングルレッグ。しかしがぶって切ったフィグラク。立つ。間合いが近くなりフィグラクのパンチがヒット。ハバード下がらない。ジャブを当てる。拮抗した展開で残り30秒。左を当てたフィグラク。ホーン。
2Rは互角の打撃戦だったが、このラウンドも若干フィグラクか。
3R。パンチで攻めるフィグラク。組んでスタンドバックを取ったが、無理にテイクダウンを狙わず離れた。打撃で出るフィグラクにハバードも打ち合っていく。詰めたところで逆にフィグラクがタックル。スタンドバックに回った。ケージ際でこらえて正対するハバード。フィグラク離れた。ハバードタックル。テイクダウン。押さえ込ませず背中を向けて立ったフィグラク。スタンドバックから後方に引き込んだハバードだが、フィグラクすぐに立って正対。離れた。残り30秒。打撃で出るフィグラク。ハバードタックル。切られた。ハバードがぶられたまま腕を脇に挟んで動かず。タイムアップ。
判定29-28でハバード勝利。
#UFCVegas91 Official Scorecard: Austin Hubbard vs Michal Figlak 👇
— UFC News (@UFCNews) 2024年4月27日
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前半2Rがハバード、3Rがフィグラクだった。
メディアのジャッジはフィグラク支持が多数。まあ1・2Rは割れても許容範囲だったが。