PANCRASE343:第10試合・敢流 vs. 沢木純也

ネオブラフェザー級準決勝。

稲垣組の敢流(いさな)は2月のネオブラ一回戦でプロデビュー戦の山中のタックルを切って強いパンチを打ち込んでのKO勝ち。20歳。

SUBMIT MMA所属沢木は2月のネオブラ一回戦がプロデビュー戦。相手もプロデビューの山田浩平で、2Rまで打撃で優勢な展開から、3R引き込んだ山田にインサイドからのヒジを打ち込みTKO勝ち。25歳。

ローを蹴る敢流。足が流れた沢木。タックルを見せた敢流。沢木のパンチに合わせて組み付いた敢流が投げてテイクダウン。すぐにハーフにする。立った沢木からバックを取り投げてまたテイクダウン。サイドを取った。起き上がりタックルに入ろうとする沢木の首を抱えるが、沢木立って振りほどき離れる。腹にヒザを入れて離れた沢木。沢木の左が入り敢流ダウン!パウンドに来た沢木だが、敢流すぐに起き上がり脇を差す。ケージ際でスタンドバックに回る。ホーン。

1R三者沢木。

2R。パンチで出る敢流。カーフキック。ジャブ。右フックがヒット。ミドルを入れた敢流がそこからタックルに入りスタンドバック。サバ折りでテイクダウン。倒すとマウント!返そうとする沢木に腕十字を合わせたが、ディフェンスして外した沢木。立った。パンチが交錯し膝を着いた敢流。沢木上になるが、敢流上を取る。肩固め。が、首を抜いて外した沢木。バックを取る。敢流立って正対すると沢木離れ際に右ハイ。離れたが敢流タックル。両足を束ねてテイクダウンするとインサイドからパウンドを打ちながら担ぎパス。サイドに出た。パウンド・肘を入れる敢流。ケージを蹴って返そうとする沢木だが返せず。沢木消耗したか。敢流マウント!パウンド連打。亀になる沢木。レフェリーをチラチラ見る敢流だが和田レフェリー止めない。残り時間を考慮しているか。ホーン。

2R三者敢流。

3R。敢流タックル。ヒザを入れた沢木だが、敢流すぐバックに回り、膝を着かせると両足をフック。沢木疲れたのか、反応が遅い。四の字バック。バックキープで休んでいる敢流。沢木動いて脱出しようとするが返せず。パウンドを入れていく敢流。敢流マウントにしてパウンドラッシュ!レフェリー今度はすぐ止めた。

敢流、2度のダウンのピンチを乗り越えて勝利。打撃の強さだけでなく、組みでも攻められる引き出しを見せた。

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