ホランドは3月の前戦ではUFCデビュー戦のマイケル・ペイジと対戦。ストライカー対決だったが打撃では押され気味で、2Rにはテイクダウンからチョークを仕掛けてあわやの場面を作ったものの、3Rに失速し判定負け。当初、8月にニック・ディアスと対戦するオファーを受けていたが、もっと早く試合をしたいとのことでオファーを拒否(ディアスは後にビセンテ・ルーケと対戦することが発表)。今回のオファーは階級上のミドル級契約だったが、早期の再起戦を選択した。31歳。
ポーランドのオレクシェイチュクは逆にライトヘビーから落としてきて、ここまで3勝2敗。前回はミシェウ・ペレイラにチョークで落とされ秒殺一本負け。UFCでの7勝中6KO、5敗中4一本負けと、ホランド同様グラウンドに穴があるストライカー。29歳。
オッズは実質階級下だがランカーのホランドがフェイバリット。
ホランドがオーソ、オレクシェイチュクはサウスポーで構える。左を入れたオレクシェイチュク。詰めていきパンチを打ち込む。下がって回るホランド。ジャブを打ち込むが、右の蹴りに左フックを合わせられダウン!上からパウンドを入れるオレクシェイチュク。ホランドガードから腕十字へ。迂闊に取られたオレクシェイチュク。仰向けになって完全に腕を伸ばされたが、ポイントがずれているのかタップしない。ホランド脇に抱えて抱え十字に。まだタップしないオレクシェイチュクだが、レフェリーハーブ・ディーンが止めた。
ストップに抗議するオレクシェイチュク。ポイントがずれていたのかもしれないが、あれだけ完璧に腕を伸ばされたのなら止められても仕方ない。