カスタネーダはUFC4勝2敗。ここ2戦はムイン・ガフロフとカン・ギョンホに完勝。その前の試合は敗れているが、1Rにダウンを3回奪いKO寸前まで追い込んだところからの逆転負けだった。レスリング・柔術がバックボーン。32歳。
ペルーのマルコスはキャリア無敗。コンテンダーシリーズからUFCと契約し、昨年1月のデビュー戦はヒザを腹に打ち込んでKO勝ち。2戦目はデイビー・グラント相手に僅差判定勝ち。バックボーンはルタ・リーブリ。スタンドでプレッシャーを掛け、ケージまで下がった相手に打撃を打ち込んでいくスタイル。2月にUFC3戦目でアオリ・チロンと対戦し、優勢に試合を進めていたところで、偶然のローブローを入れてしまい、ノーコンテストで3勝目を逃した。31歳。
勝った方がランカーへの挑戦権を手に入れる試合。
サウスポーのカスタネーダ、マルコスはオーソドックス。前蹴りで牽制するマルコス。左右のパンチを打ち込む。プレスするマルコス。ケージを背負うカスタネーダに右をヒット。飛び膝から左右のパンチを入れる。カスタネーダ出られない。パンチで飛び込んだマルコスだが、カスタネーダかわして離れた。ローを入れるカスタネーダだが、マルコスの右をもらいフラッシュタウン気味に倒れた。すぐに立つ。マルコスインロー。また詰めるマルコス。右。ケージまで下がったカスタネーダ。パンチで出るとマルコスはバックステップでかわす。マルコス右を入れてヒザ。ワンツー。前蹴り。残り1分。右ミドルから右ストレートを入れるマルコス。飛び込もうとしたカスタネーダに右カウンターをヒット。右をもらったカスタネーダ。効いたか。マルコス残りわずかで詰めてパンチを打ち込む。ホーン。
1Rマルコス。
2R。カスタネーダ組んでテイクダウン狙い。ケージに押し込む。タックルに行くがクラッチさせないマルコス。引き剥がした。左右のパンチからヒザを入れたマルコス。カスタネーダ後退。パンチからヒザを入れるが、カスタネーダまたタックルへ。しかし切ったマルコス。ケージに押し込むとスタンドバックに。バックから顔面にヒザを入れるマルコス。クラッチを切って離れたカスタネーダ。またタックル。ダブルレッグに入るがクラッチさせないマルコス。さらにダブルアンダーフックで組み付いたカスタネーダだが、またこらえてクラッチを切り引き剥がすマルコス。カスタネーダ疲れた。左右にステップしつつパンチを入れるカスタネーダ。パンチで出るとケージを背負ったマルコスにタックル。今度はいい形で入った。テイクダウン。しかしすぐに立たれた。精神的にも苦しいカスタネーダ。マルコスがすぐにパンチで攻める。飛び蹴りからパンチを打ち込む。ホーン。
2Rマルコス。カスタネーダ、苦労してようやくテイクダウンを奪ったところで簡単に立たれてしまい、精神的なスタミナも削られている。
3R。ミドルから右フックを入れたマルコス。さらにミドル。ローブローをアピールするカスタネーダ。リプレイで見ると低くないが…。またミドル。またローブローをアピールしたカスタネーダだが、レフェリー止めない。リプレイで見ると腹に当たっている。右ミドルを入れていくマルコス。ミドルから右フック。カスタネーダも詰めていく。このラウンドはテイクダウンを見せていない。カスタネーダの左ミドルをキャッチしパンチを入れたマルコス。が、マルコスも疲れがあり下がり気味。ケージを背負った。サークリングするマルコス。右を入れたマルコス。もう一発右を打ち込みダウン!バックに回るマルコスだがカスタネーダ立った。が、ケージを背負う。右アッパーを入れるマルコス。ヒジ。ケージに押し込むがパンチを入れて離したマルコス。前蹴り。カスタネーダ左ハイ。ヒット。ちょっとぐらついたマルコス。下がる。カスタネーダ追っていく。バックステップで逃れようとするマルコス。逃げ切った。タイムアップ。
三者30-27でマルコス勝利。UFC4戦で3勝0敗1NC。
最後にちょっとヒヤッとする場面があったが、テイクダウンディフェンスの強さと打撃の強さで勝利。