UFC on ESPN58:第6試合・ジョシュ・クインラン vs. アダム・フューギット

ミドル級。

日系ハワイアンのクインランはプロキャリア5戦でコンテンダーシリーズに出場してUFCと契約。2022年8月のデビュー戦は1RKO勝ちしたが、続く昨年4月のトレイ・ウォーターズ戦はタックルを切られて打撃をもらう展開で判定負けしMMA初黒星。今年2月には、木下憂朔の代役としてUFCデビュー戦のダニー・バーロウと対戦したが、打撃の手数で圧される展開から、3Rにパンチでダウンを奪われてKO負けし連敗。ニックネームは武士道。31歳。

フューギットはUFCデビュー戦の相手が13戦全勝のマイケル・モラレス、2戦目がコンテンダーシリーズから勝ち上がった木下憂朔、前戦はカナダ大会で地元勢のマイク・マロットと、相手アップの試合を組まれがち。木下にはタックルから組みで上回り、最後はパンチでダウンを奪ってのヒジ連打でKO勝ち。しかしモラレスとマロットにはある種期待通りのフィニッシュ負け。

両者UFC1勝2敗と苦しいポジションにいる者同士のサバイバルマッチ。

オーソのクインランにフューギットはサウスポー。牽制のロー、ジャブを見せる両者。スーパーマンパンチを見せるクインラン。パンチを出すが届かず。まだ間合いが遠い。ロー、ジャブを当てたクインラン。フューギット詰めてきたが、クインランが右から左ボディを入れる。右フック。フューギットが前に出る。ローのレンだ。クインランは飛び込んで右フック。残り1分。クインランスーパーマンパンチをヒット。有効打はここまで五分。フューギットのローに左右のフックを返した。またスーパーマンパンチ。左ボディ。最後にちょっと手数を増やしたクインラン。ホーン。

両者ほぼ様子見の打撃戦のみで終わった。若干の手数の優位でクインランのラウンド。

2R。詰めたフューギット。左ミドル、左ハイ、右ハイと出していく。クインラン飛び込んで右フック。フューギット初めて組みに行ったが、クインラン引き剥がした。パンチが相打ちになるが、クインランの右をもらったフューギットがやや後退。フューギットのタックルを切ったクインランが左右のパンチを打ち込む。フューギットは蹴りで攻めるが、ヒット数で負けている。残り1分。ミドル、前蹴りを入れるフューギット。クインランはちょっと手数が減っている。ホーン。

2Rは微妙。

3R。フューギットの左ミドルに左を合わせるクインラン。右フックがヒット。また飛び込んで右。クインランの飛び込みをバックステップでかわすフューギット。ジャブから左ハイ。フューギットの打撃の手数が増えてきてケージ際まで後退するクインラン。フューギットはもう打撃でいくつもりか。しかしライブオッズは大差でクインランを支持。打撃戦のまま残り1分。フューギットのバックヒジに左右のパンチを合わせるクインラン。最後に飛び込んだクインランの左がヒット。タイムアップ。

2R・3Rは微妙。ヒット数はどちらもフューギットだったが…。

29-28フューギット、29-28クインラン、29-28フューギット。スプリットでフューギット勝利。

フューギット、今日は打撃勝負で、後半ヒット数で上回って勝利。

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