ウェルター級リーグ戦。ストーリー0点・8位、ポクリは代役出場で0点。
元Bellator暫定王者でランキング2位のストーリーは、Bellator勢ではこの階級1番のビッグネーム。エリートレスラーでBellatorで育成されていたが、ヤロスラフ・アモソフにはスプリット判定負けでMMA初黒星。アモソフの欠場中にマイケル・ペイジに勝利し暫定王座を獲得したが、アモソフとの王座統一戦では判定負け。キャリアでアモソフにしか負けていなかったが、PFL初戦は北米メジャーデビュー戦となるロシアのシャミル・ムサエフにタックルを切られ打撃をもらう展開から2Rにパウンドで意識を飛ばされてKO負けした。4分5秒以内にフィニッシュすれば決勝トーナメント進出となる。31歳。
2戦目は初戦体重オーバーの末にラマザノフに2R一本負けしたラウレアノ・スタロポリと対戦予定だったが、今週に入ってスタロポリが欠場。バックアップファイターのポクリとの対戦に。
補欠戦から本戦に昇格したポクリは元Bellator。SBGアイルランド所属。Bellatorではヨーロッパ大会のプレリムで3戦全勝。キャリア10勝1敗の34歳。2戦目のみの1試合では、決勝トーナメント進出はすでにない状況。
両者オーソドックス。じわじわと詰めていくストーリー。弾丸タックルでテイクダウン。ケージに押し付けながらサイドにつこうとする。ハーフで固めた。ポクリギロチンに抱えると後方に投げて上に。すぐにバックに回りバックマウント。チョーク。向き直って外したストーリー。上を取るとまた肩固めのセット。残り2分。しつこく肩固めを狙うストーリー。1Rフィニッシュを意識している。しかし向き直って外したポクリ。がぶる。スクランブルで外そうとするストーリーだがはずせず逆にマウント。反転して上になったストーリー。パウンドを入れるがゴング。
1Rストーリー。しかし予選敗退が確定。
2R。パンチで出るポクリ。ストーリータックルからテイクダウン。ハーフからまた肩固め。サイドに出るタイミングで外したポクリだが、ストーリーすぐにマウントに戻りポジションをキープ。ハーフからパウンド。またサイドに出たストーリー。ガードに戻すポクリ。すぐにレッグドラッグハーフにするストーリー。ニアマウント。また肩固めのセット。ポクリまたガードに戻した。ストーリーがパスしてサイド。ポクリこのラウンドはポジションを返せない。首を抱えたポクリにヴァンフルーチョーク。外れるとまた肩固めを狙うがゴング。
2Rストーリー。
3R。ストーリーがパンチからタックルへ。ケージに押し込む。ポクリブルドッグチョーク。下になったストーリー。ブルドッグチョークから袈裟固めに。首が抜けてバックを取られる。ストーリーパウンド。ポクリブルドッグで絞めすぎて力を使ったか。ストーリーパウンドラッシュ。向き直ってハーフにしたポクリ。ハーフからパウンド連打。残り1分。押さえ込みながらマウントに移行。パウンド連打。しかし疲れて威力がない。ラッシュするが仕留めきれずタイムアップ。
29-28×2、30-27の3-0でストーリー勝利。
- (N)シャミル・ムサエフ・10点
- (P)マゴメド・ウマラトフ・9点
- (P)ドン・マッジ・6点
- (N)ムラッド・ラマザノフ・6点
- (B)ローガン・ストーリー・3点
- (B)ネイマン・グレイシー・3点
- (B)アンドレイ・コレシュコフ・3点
- (B)ゴイチ・ヤマウチ・3点
- (B)ブレナン・ワード・0点
- (B)ルカ・ポクリ・0点
- (P)ラウレアノ・スタロポリ・-1点 E
決勝トーナメントは1位ムサエフ vs. 4位ラマザノフ、2位ウマラトフ vs. 3位マッジ。ムサエフ vs. ラマザノフは今日の試合のダイレクトリマッチに。