ミドル級。
コンテンダーシリーズ時代から評価の高かったジョー・パイファー。常に相手を倒しに行く強打を武器に、UFCデビューから3連続フィニッシュ勝利。4戦目で早くもメインでランカーとの対戦が組まれるなど、大いに期待されている選手だが、前戦はハーマンソンに判定負けし、UFC初黒星。前半こそパンチで攻勢だったものの、パイファーのパンチに慣れてきたハーマンソンにカーフキックを効かされ、タックルに行くも切られる展開となり、現時点での底が見えてしまった。27歳。
再起戦の相手はUFC11戦のベテランだが5勝6敗1NCと負け越しているバリオー。最初の4戦で未勝利後は5勝3敗と中堅クラスを維持できる成績を残せているが、ランキング目前の中堅クラスには敗れている。前戦は地元カナダでの試合ということもあり、ランカーのクリス・カーティスと対戦。フィニッシュの気配がない淡々とした打撃戦に終始し、地元にも関わらずブーイングが飛ぶ内容でスプリット判定負け。レスリングがバックボーンのストライカー。34歳。
両者オーソドックス。カーフを蹴るパイファー。詰めていく。下がりながらサークリングするバリオー。パイファー詰めなが右オーバーハンド。ヒットし効いた!ケージに詰めてパンチを打ち込むと、打ち下ろしの右!さらに右をアゴに打ち込みバリオー前のめりにダウン!KO!
パイファー復活のKO勝ち。