UFC on ABC7:第2試合・ジャイ・ハーバート vs. ロランド・ベドーヤ

ライト級。

イギリスのハーバートはUFC2勝4敗1分。直近4戦は地元イギリス大会への出場で、半ば地元枠のような扱い。今回は久しぶりのイギリス国外での試合。ライト級では規格外の196cmのリーチを持つストライカー。36歳。

ペルーのベドーヤはここまでUFC0勝2敗。バックボーンは空手・キック。UFCデビュー戦は直前の代役出場で、UFC4勝2敗のケイオス・ウィリアムズ相手に互角に打ち合ってスプリット判定負け。2戦目はUFC4勝3敗のソン・ケナン相手にオッズではフェイバリットの評価だったが、パンチを効かされて失速し判定負けで連敗。ストライカーでカーフキックも得意としている。27歳。

カーフを蹴るベドーヤ。ハーバートカットしていない。今度はインロー。ワンツーをヒットさせたハーバートだが、またカーフを蹴られる。ハーバートのジャブがヒット。さらに右が入りベドーヤダウン!すぐに立ったベドーヤ。詰めていくベドーヤだがハーバートのパンチが顔面を捕らえる。詰めて組み付いたベドーヤ。ケージに押し込む。首相撲からヒザを入れて離れたハーバート。前蹴り。下がりながらジャブを入れるハーバート。ベドーヤの蹴りは届かない。ケージまで詰めたベドーヤだが手が出ない。ベドーヤカーフキック、インロー。残りわずかで両者の右が交錯。ホーン。

1Rはハーバート。

2R。ベドーヤが圧を強めてきた。左右のパンチを打ち込む。ハーバートミドル、前蹴りで距離を保とうとするが、ベドーヤが詰めて距離を潰していく。しかしハーバートのワンツーが顔面にヒット。ベドーヤは打たれながらも出る。サークリングするハーバート。追いかけて組んだベドーヤだが、ヒザがローブローになりタイムストップ。再開。また詰めるベドーヤ。ハーバートがジャブを入れる。ベドーヤカーフキック。距離を詰めたベドーヤだがハーバートのパンチがヒット。ベドーヤパンチで出るが、ハーバートが右をヒットさせると首相撲からヒザを入れ離れる。距離を取りパンチを入れるハーバート。追っていくベドーヤだがホーン。

2Rは手数が五分で僅差のラウンド。

3R。ジャブをつくハーバート。ベドーヤ組んでケージに押し込んだが、切り返してテイクダウンしたハーバート。ベドーヤすぐに立ってケージに押し込む。ボディロックからテイクダウン狙い。しかしハーバートが小手投げで投げた。ベドーヤ背中を向けて立つ。離れるハーバート。下がりながらジャブを入れるハーバート。鋭いワンツーがヒット。ベドーヤもらいながら出ているが、ヒット数で上回るハーバート。ケージの淵で足を取られたハーバートにベドーヤが組みに行くが、ハーバート受け止めて離れる。距離を取りながらパンチを入れていくハーバート。効いた様子は見せないものの、ベドーヤはクリーンヒットがない。追いかけてくるベドーヤにワンツーを入れる。ベドーヤのパンチは空振り。空回りが続くベドーヤ。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でハーバート勝利。

ベドーヤは前に出ていったものの、ハーバートにかわされ空回りしていた。的確にジャブをヒットさせたハーバートの勝利。

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