UFC305:第10試合・マテウス・ガムロット vs. ダン・フッカー

ライト級。ガムロット5位、フッカー11位。

ポーランドのガムロットは、2020年の緊急UFCデビュー戦でスプリット判定負けしたが、その後は7勝1敗。次期挑戦者が濃厚と見られているアルマン・ツァルキヤンにも判定勝ちしている。ベニール・ダリウシュ戦ではテイクダウンを切られる展開で消耗し判定負けしたものの、そこからジェイリン・ターナー、ラファエル・フィジエフ、ハファエル・ドス・アンジョスに勝利し、ランキングを上げてきた。33歳。デビューから全試合でテイクダウンを奪っており、逆にテイクダウンを奪われたのはツァルキヤン戦の1度のみ(その試合でガムロットは6度テイクダウンを奪っている)。33歳。

フッカーはメインに登場するアデサニヤと同門のシティキックボクシング所属。フェザー級での勝ったり負けたりから、ライト級に上げて8試合で7勝1敗。ランキング入りも果たしたものの、そこからトップランカーの壁を破れず、2022年にはフェザーに戻しているが、アーノルド・アレンにKO負けして1試合のみでライト級に戻している。戻してからは現在2連勝中。昨年12月にランカーのボビー・グリーンとの対戦が組まれたが負傷欠場しており、1年1ヶ月ぶりの試合となる。34歳。

スイッチしながらパンチを出していくフッカー。前蹴り。前蹴り。ガムロットもパンチで出る。右をヒットさせる。フッカー三日月蹴り。蹴り終わりにガムロットがシングルレッグでテイクダウン。ケージ際まで移動して立とうとしたフッカーだが立たせないガムロット。首を抱えたガムロットだが、フッカー立って離れた。パンチで出るフッカーだが、右ボディにガムロットが右を合わせて膝を着いた。すぐ出たガムロット。首を抱えてギロチン。放してパウンドを打ち込む。腕でブロックしているフッカー。背中を向けて立った。スタンドバックだが、ガムロットこだわらず放した。圧を掛けるフッカー。ケージを背負わせて右ボディから左フック。今度はガムロットが膝を着いた。効いてる!なおもパンチで出るフッカー。ガムロットまだダメージがある。タックルに。切ったフッカー。また追いかける。ガムロットまたタックル。アンクルピックでしがみつくガムロットに鉄槌。離れた。また出ていくがホーン。

1R両者効かせるパンチがあったが、ガムロットのラウンドか。判断が割れるかもしれないが。

2R。フッカーどんどん出る。三日月蹴り。ジャブを当てる両者。ミドルを入れたフッカーだが、ガムロットキャッチしてテイクダウン。すぐにパスしたガムロット。押さえ込みながら打撃で削る。ハーフからガードに戻したフッカー。足を抜いて立とうとしたが、追いかけていって立たせないガムロット。ケージを使って立つフッカーだがスタンドバック。離れた。出ていくフッカーだが動きが落ちている。左ボディ。ガムロット下がりながらワンツー。ケージ際をサークリングするガムロット。タックルへ。しかしフッカーギロチンに捕らえた。けっこう深く入っており、下になって外したガムロット。解除するとすぐまたタックル。しかしフッカーこらえながら強いヒジを打ち込む。なおもタックルに行くガムロットにブラウン肘。離れた。残り20秒。ガムロットサークリング。パンチで出ると逃げ気味のタックル。また肘を入れたフッカー。ホーン。

コントロールしていた時間はガムロットだが、その後のタックルに対して肘を入れていったフッカーを支持するジャッジがいてもおかしくない。

3R。すぐ出ていくフッカー。前蹴りをキャッチしたガムロットだが、フッカ片足ケンケンでこらえるとギロチン。解除したガムロット。立って離れた。パンチで出るフッカー。ガムロット下がってケージ際をサークリング。ちょっと消耗しているか。ボディを打つフッカー。嫌がったガムロット。動きが落ちているがパンチを返すガムロット。下がりながらパンチを当てていくガムロット。フッカーもちょっと攻め疲れがあるか。ガムロットシングルレッグ。クラッチしたがフッカー切った。パンチで出る。右をヒット。パンチで出たフッカーにガムロット膝付きタックル。こらえるフッカー。担ぎ上げたがこらえたフッカーがニンジャチョーク。外して離れる。両者かなり疲れているがフッカー出ていく。ガムロットタックル。切ったフッカー。最後にパンチで出て左がヒット。タイムアップ。

両者消耗しつつも戦い抜いた。

29-28ガムロット、29-28フッカー、29-28フッカー!スプリットでフッカー勝利!

接戦を制したフッカー。再び上位ランカーへ。

割れたのは2R。

mmadecisions.com

メディアのジャッジも割れた。

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