Road to UFCシーズン3 Episode6:第3試合・ズー・カンジエ vs. 原口伸

Road to UFCシーズン3 Episode6:第3試合・ズー・カンジエ vs. 原口伸 MMA

フェザー級トーナメント準決勝。

中国のカンジエの一回戦は安藤達也との対戦。本来バンタム級の安藤に対し、1Rにパンチでダウンを奪うなど打撃で圧倒。再三パンチでダウンを奪っての判定勝ち。しかしタックルはパンチでダメージを負う前の1回のみで、安藤戦ではレスラー相手にどれだけできるかは測れなかった。19勝4敗1NCの28歳。

2年連続出場の原口はレスリング全日本王者。昨年はベストのフェザー級で枠がなく、やむを得ずライト級での出場となったものの決勝まで勝ち上がった。決勝では体格差のあるロン・チューに打撃で削られる展開で、消耗した3Rにパウンドでほぼ勝負がついた状態でチョークに捕まりMMA初黒星。今年の一回戦は一昨年松嶋こよみに敗れている韓国のホン・ジュニョンに対し、1Rにパンチでダウンを奪うと、2R以降はタックルからバックを奪う展開で判定勝ち。8勝1敗1NCの25歳。

ヒザを入れたカンジエだが原口キャッチしてタックルへ。こらえながらパンチを入れるカンジエ。足を引き抜いて離れるカンジエ。飛び膝を出した原口。カンジエはミドル。詰めていく原口。カンジエがパンチで出たタイミングで組み付くが、クラッチさせないカンジエ。放して左右のパンチを入れる原口。原口タックル。シングルレッグ。そのまま押し込んで倒したが離れてしまい押さえ込めず立たれた。左オーバーハンドを見せた原口。カンジエがパンチで出たところに組み付く。カンジエヒザ。原口低いタックルでテイクダウン。倒したが背中を付けずに立つカンジエ。右肘を入れ離れると右ミドル。右ハイ。飛び膝に入ったカンジエだが、着地で下になったところでパウンドをもらう。ホーン。

1Rカンジエ。

2R。ミドルを入れるカンジエ。原口タックル。足に触らせずに切ったカンジエ。待っているカンジエ。原口がタックルで飛び込むも距離を取る。シングルレッグ。カンジエ片足でこらえる。ケージ際で倒すと背中越しに腕をホールド。しかし立たれた。なおもテイクダウンを狙いつつパンチを入れる。首をギロチンに巻いたカンジエ。原口下になりながら脇をくぐってバックに。ハーフバックで仰向けに。カンジエが反転すると立ってスタンドに。カンジエのパンチを一発もらったが、原口タックル。倒してパンチを入れる。またタックル。肘で抵抗しようとするカンジエだが倒して最後に上になりパウンド。ホーン。

2Rは原口が取り返した。両者スタミナ消耗しているが、これは原口のペースか。

3R。原口の飛び込みに右を合わせるカンジエ。パンチからタックル。切ったカンジエ。カンジエの右に合わせてタックル。ヒザを着かせるとバックに回る。またテイクダウン。亀のカンジエにバックからパンチを入れつつコントロール。立ったカンジエにすぐダブルレッグ。テイクダウンしてパンチを入れる。立った瞬間にすぐタックル。カンジエ肘を入れるが、すぐドライブしてテイクダウン。バックに回り殴る原口。寝かせた。カンジエまた亀に。サイドにして押さえ込む。カンジエは亀になるのが精一杯だが、その間にもコツコツ殴っていく原口。残り15秒でダブルレッグ。担ぎ上げてテイクダウン。最後までパウンドを打ち込みタイムアップ。

29-28原口、29-28カンジエ、29-28カンジエ。スプリットでカンジエ勝利。

2R二者カンジエか。これは厳しい。日本人3連敗…。

Zhu Kanjie defeats Shin Haraguchi by split decision (29-28, 28-29, 29-28)

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