ヘナート・モイカノ 3.30
ブノワ・サン・デニ 1.35
ナッソージン・イマボフ 1.46
ブレンダン・アレン 2.80
ウィリアム・ゴミス 3.45
ジョアンダーソン・ブリート 1.33
ケビン・ジュセ 2.40
ブライアン・バトル 1.60
モルガン・シャリエール 1.15
ガブリエル・ミランダ 5.90
ファレス・ジアム 1.77
マット・フレボラ 2.10
イオン・クテラバ 1.85
イヴァン・エルスラン 1.95
ウマル・シー 1.18
チョン・ダウン 4.70
ルドビト・クライン 1.11
ルーズベルト・ロバーツ 7.25
テイラー・ラピルス 1.27
ヴィンス・モラレス 3.95
アイリーン・ペレス 2.95
ダリヤ・ジェレズニコバ 1.42
ダニエル・バレス 2.05
ビクトル・アルタミラノ 1.80
ノハ・コノル 2.80
ジャケリン・カバウカンチ 1.46
ボラジ・オキ 1.52
クリス・ダンカン 2.60
3年連続で行われる9月のパリ大会。過去2年はいずれもシリル・ガーンがメインを務めていたが、今回は地元フランスのブノワ・サン・デニがメイン。
元フランス軍空挺部隊所属のサン・デニはUFCデビュー戦は階級上のウェルターで判定負けしたが、本来のライト級に落としてから5連続フィニッシュ勝利でランキング入り。今年3月には当時ランキング3位のダスティン・ポワリエ戦が組まれ、オッズでは若く勢いに乗るサン・デニフェイバリットだった。序盤はサン・デニが打撃やタックルで攻勢だったが、攻めを凌がれて2Rにパンチの打ち合いで効かされ逆転KO負け。勝てばタイトル挑戦もあるかもしれないチャンスを手にすることは出来なかった。なお、ポワリエ戦はセミだったが5Rマッチで組まれており、今回自身初のメインだが5Rマッチは2度目となる。
相手のモイカノは5年ぶり2度目のメイン。当時はフェザー級で、ジョン・チャンソンに1RKO負けした。その試合を最後にライト級に上げると、ここまで6勝2敗で3連勝中。前戦はUFC300で、ランキング10位のジェイリン・ターナー相手に1Rでダウンを奪われたものの、勝ちを確信して追い打ちしなかったのに助けられ、2Rにタックルでマウントを奪い、パウンドを打ち込んでの逆転勝ち。プロ25戦目で初のKO勝ちだったが、打撃の強さよりも、マウントの安定感というグラップリングの強さが活きたKOだった。
サン・デニの武器は重いパンチだが、前回はポワリエにガードで凌がれて逆転負け。当たった時の殺傷能力は高いが、打撃のスキル自体は、トップクラスのストライカーが相手だと厳しい。モイカノ相手なら問題はないと思うが、長期戦になった場合、パンチで倒せる力がなくなるようだと、モイカノが組みでペースを握る可能性もある。
2Rまでならサン・デニKO勝ち、それ以降ならモイカノ勝利と予想。
第5試合ではヴィンス・モラレスが欠場選手の代役としてUFC復帰を果たす。2022年11月にUFC4勝5敗でリリースされたが、そこから5連勝・4フィニッシュ。先月末にはUFLで変形ペルヴィアン・ネクタイで勝利している。昨年末に朝倉海のスパーリングパートナーとして来日し、「日本人バンタム級ファイターで勝てる選手はいない」とも評されていた。推薦されて大晦日のRIZINに出場すると、元谷に判定勝ちしている(なお、中継ではモレスが元UFCランキング7位と紹介されていたが、ランキングに入ったことはない)。相手は地元フランスで、過去に佐々木憂流迦にも勝利しているタイラー・ラピルス。UFC復帰後は2勝1敗。
第1試合開始は29日午前1時。速報します。