JSPことピアースはUFC5勝3敗。2019年のUFCデビュー戦は、レジェンドのジョー・ローゾンと対戦し、1RKO負け(ローゾンは正式に引退はしていないが、これが現時点で最後の試合となっている)。その後5連勝したが、直近2戦はジョアンダーソン・ブリートとデビッド・オナマに連敗中。バックボーンはレスリングで、高校時代に州で準優勝している。32歳。
サバティーニはUFC5勝2敗。UFCデビューから4連勝でデイモン・ジャクソンと対戦するが、1RKO負けで初黒星。再起戦では肩固めで一本勝ちしたが、昨年11月の前戦は、現ランキング3位のディエゴ・ロペスと対戦し、またも1RKO負け。18勝中一本勝ちが11回ある。うちリアネイキドチョークでの勝利が6回、ヒールホールドでの勝利は3回。33歳。
詰めてきたピアースにタックルに入ったサバティーニ。スクランブルからバックに回って四の字バックで背中に乗った。バックからパンチを入れていくサバティーニだが、足を掴んでロックを解除したピアース。降りてスタンドバックになったサバティーニ。正対したピアースからダブルレッグでテイクダウン。両足をホールドしてレッグマウントに。背中をつけて押さえ込むサバティーニ。背中を向けるピアースに足をフックしてバックマウント。まだ2分ある。背負って立ったピアース。四の字バックの足のフックを外そうとするピアースだが、ディフェンスの手が空いたところにサバティーニがマタレオンチョーク。がっちり入っている。外そうとするピアースだが外れずタップ!
サバティーニ、組みの強さを見せて得意のチョークで一本勝ち。
ピアースはUFC5連勝からの3連敗。