JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE:阿部大治 vs. ユン・テヨン

83kg契約5分3R。

パンクラス・DEEPウェルター級王者の阿部は、2週間前のFIGHT CLUBで判定が七田試合後にオファーを受け出場を決意。今大会唯一のMMAの試合となる。本来のウェルターよりも上のミドル級での試合。7月のDEEPでは嶋田伊吹に1Rチョークで一本負け。32歳

相手のテヨンはROAD FCを中心にキャリア4勝3敗。28歳。

左右のパンチで出た阿部が四つに組むと投げてテイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。ガードに戻したテヨン。クローズドガードでホールディング。体を起こした阿部。テヨンの立ち際にアッパーを入れた。パンチを打ち込むテヨン。左ストレートで出てきた。ハイキックを放ったが、蹴りをキャッチした阿部がテイクダウン。片膝をついた体勢のテヨンの背中に回りたすきに取る。残り僅かで放してパンチを入れる。テヨンがパンチで出ると阿部も打ち返す。ゴング。

1R阿部。

2R。テヨンが関節蹴り。パンチで出た阿部が四つに組むが、ケージに押し込んだテヨンがシングルレッグでテイクダウン。阿部下からキムラで返そうとする。こらえたテヨンの三角。しかしすぐ首を抜いたテヨン。寝た体勢の阿部だが見合いとなりブレイクがかかる。カーフを蹴る阿部。テヨンまた関節蹴り。テヨンがジャブをヒット。さらにカーフ。さらにジャブ。テヨンのジャブが顔面を捕らえるようになってきた。阿部のジャブはバックステップでかわす。左が阿部の顔面をかすめた。阿部が出たところに左がヒット。ぐらついた阿部。ケージを背負った阿部に左右のパンチを打ち込む。パンチを打ち返ししのぐ阿部。ここで両者カットがありタイムストップ。ドクターチェックが入る。

阿部のカットが大きく、続行不能と判断され、テヨンTKO勝利。

階級上の試合を準備期間なしで出ることを選択した阿部だが、判断が裏目に。

タイトルとURLをコピーしました