UFC on ESPN+105:メインイベント・ニール・マグニー vs. カルロス・プラチス

ウェルター級5分5R。

マグニーはUFC12年目・35戦目となる大ベテラン。平均して年約3試合ペースというハイペースで試合をこなしている。長い手足を活かした打撃とグラップリングが武器だが、組みについてはハファエル・ドス・アンジョスやギルバート・バーンズにテイクダウンされると一方的に極められるなど、強豪ブラジリアン相手には分が悪い。また、打撃もイアン・マシャド・ギャリーやマイク・マロットにはカーフキックを効かされる場面があった。37歳。

プラチスは今回が初のメインとなる。12年目のマグニーに対し、プラチスは今年2月にUFCデビューしたばかり。しかし2・6・8月と試合をこなしてきて、早くも4戦目。これまでの3戦はすべてKO勝ちで、特に7度奪ったダウンのうち6度は左ストレートでのもの。DWCSではテイクダウンを許す場面があったが、UFCではここまでテイクダウンディフェンス率100%。今年のUFCブレイクスルーファイター・オブ・ザ・イヤーの有力候補。31歳。

オッズはランク外のプラチスが、今大会一番の大差でのフェイバリット。

マグニーシングルレッグに入った。こらえてケージ際まで移動するプラチス。逆に倒して上になったプラチス。マグニーもガードで勝負か。パウンドを入れて立ったプラチス。スタンドに。組んで足をかけたマグニー。こらえたがケージを背負ったところでマグニータックル。なおもこらえるプラチス。マグニーシングルレッグに。抱え上げて倒そうとしたが、プラチス足を引き抜いた。離れずケージに押し込むマグニー。入れ替えて離れたプラチス。前に出る。左を打ち込んだ。マグニータックル。切ったプラチス。また左。右がヒットすると倒れ込んだマグニーだが、プラチス立たせる。プラチス右ハイ。マグニー効いているか。ケージを背負っているマグニー。追って打撃を入れるプラチス。シングルレッグに入るがこらえるプラチス。詰める。ケージを背負ったところに左を打ち込むとかすめるようにヒットしてマグニー前のめりにダウン!KO!

最後は左が耳の後ろあたりをかすめるようにヒットしてマグニーの意識が飛んだ。プラチスUFCデビューから9ヶ月で4連続KO勝ちし、ランキング入りを確実に。

試合後は2月のオーストラリア大会に出たいとコメント。相手には5位でUFCデビューから7連勝中のジャック・デラ・マダレナを指名。

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