▼RIZINライト級(71.0kg)タイトルマッチ 5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術/王者)
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/挑戦者)
9月にルイス・グスタボと防衛戦をしたばかりのサトシ。相手がいないと思っていたが、まさかのフェザー級のケラモフに。ケラモフはライトに上げるのではなく、フェザーのタイトル挑戦が回ってこないので、2階級で王座を狙うとのこと。ムサエフとの再戦でいいと思うが、契約上出られないのか?唐突感が否めないマッチメイク。
▼RIZINフライ級(57.0kg)タイトルマッチ 5分3R
堀口恭司(アメリカン・トップチーム/王者)
エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ/挑戦者)
「大晦日に全王者が防衛戦」と言われて、サトシと並んで相手が想像出来なかったのが堀口。相手は今年RIZINデビュー戦で新井丈をKOしたズールーに。同じくデビュー戦で勝利したアリベク・ガジャマトフも候補だったとのこと。いずれにしても、無理に大晦日に組まなくても、もう一戦挟んで実力を認知させてからの挑戦が見たかった。
▼RIZINバンタム級(61.0kg)王座次期挑戦者決定戦 5分3R
元谷友貴(アメリカン・トップチーム)
秋元強真(JAPAN TOP TEAM)
9月にRIZINデビューしたばかりの秋元がもう挑戦者決定戦。18歳でキャリア自体浅いため、タイトルに挑戦するならもっといろいろなタイプの選手に勝てることを証明する必要があると思った。元谷に勝ったとしても、元谷が勝った太田に勝てるかどうか疑問だし、外国人相手にどれだけやれるかも見たかった。元谷にしても、太田に勝った実績は大きいが、その前はDEEPで格下の平松にKO寸前まで追い込まれてからの勝利で、その前はヴィンス・モラレスに判定負け。モラレスがUFCと契約したので仕方がないが。牛久・将光・太田あたりはいずれも今年負けていて難しいか。キム・スーチョルは年末のROAD FCに出場、セルジオ・ペティスなどBellatorの選手を連れてくるのも難しい模様。
王者井上は怪我のため大晦日は回避とのこと。
▼RIZINスーパーアトム級(49.0kg)5分3R
伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)
ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)
当初は伊澤 vs. RENAだったが、RENAが負傷により出場できず。5月の巌流島でぱんちゃん璃奈に勝利(キックルール)したアプデルガリムとの対戦に。アプデルガリムはKNOCKOUTで再来日したが判定負け、さらにK-1ブラジル大会でも判定負け。MMAのキャリアはあるものの、2勝3敗で、さすがにこの相手ではタイトル戦にはできないし、女子スーパーアトム級の試合を組んでこなかったのがここに来て響いている。脈絡も準備期間もなく浜崎朱加との試合がタイトル戦で組まれるよりは、無難にノンタイトル戦で良かったか。
▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
武田光司(フリー)
新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)
武田は6月のフェザー級2戦目でシェイドゥラエフに1R一本負け。11月にビクター・コレスニック戦が組まれていたが、コレスニックの欠場で試合が流れていた。
新居は昨年の大晦日は弥益ドミネーター聡志と対戦しKO勝ち、7月の超RIZINでは摩嶋と対戦し一本負けと、大舞台への抜擢が続いている。
▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R ※MMA
大雅(TRY HARD GYM/リバーサル横浜グランドスラム)
梅野源治(PHOENIX)
キックボクサーのMMAデビュー戦同士での対戦。デビュー戦でなくても、RIZINはキックボクサーから転向した選手同士を当てがち。RIZINに出るレベルのベテランMMAファイターが相手では勝負にならないから仕方ないのかもしれないが、この試合ではMMAへの適応状況を判断するのは難しい。とはいえ、この試合の勝敗で次に与えられるチャンスの大きさが変わってくるだろう。
▼RIZIN甲子園決勝戦(61.0kg)5分2R
横内三旺(フォーランバス)
斉藤健心(カルペディエム横浜)