PANCRASE351:メインイベント・平田直樹 vs. 三宅輝砂

フェザー級王座決定戦5分5R。平田1位、三宅3位。

当初は2位のキム・サンウォンと平田で王座決定戦が行われる予定だったが、サンウォンがPFLと契約したために試合を辞退。3位の三宅にタイトル戦のチャンスが巡ってきた。

平田は昨年4月からパンクラスに参戦し、ここまで5連勝中。柔道バックボーンで、組み・押さえ込みの強さが武器。6月にはRyoと次期挑戦者決定戦で対戦。3Rともタックルからバックに回る展開で完勝した。26歳。

三宅は祖根寿麻率いるZOOMER所属。2020年からパンクラスに出場し、2021年のネオブラで優勝。ここまでパンクラス7勝3敗。昨年3月の中田戦では、2R終盤に中田にギロチンで引き込まれ、ラウンド終了時に落ちていたことが判明して一本負けとなったが、そこから3試合連続フィニッシュ勝利している。25歳。

身長168cmの平田に対し、三宅は180cm。身長差がかなりある。平田いきなりタックル。切った三宅。またタックル。切ったが平田ケージに押し込もうとする。回ってかわした三宅。離れる。じわじわとプレスする三宅。ワンツー。平田またタックルから押し込もうとする。大内。こらえた三宅。ヒザ!顔面にヒットし平田ダウン!KO!

三宅、代役で巡ってきたタイトルマッチでパンクラス無敗の平田をKO。第11代フェザー級キング・オブ・パンクラシストに。

三宅「こんな形で終われると思ってなくて、めちゃくちゃ安心してます。実力的には全然チャンピオンの実力じゃないと思うんで、絶対王者になれるよう頑張ります。」

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