フライ級。
第7代王者猿飛流。2019年にネオブラで優勝すると、2022年に小川のタイトルに挑戦するチャンスを得て、スクランブルゲームを制してタイトルを獲得。同年、無敗のサラブレッドで現UFCファイターの鶴屋怜相手に初防衛戦を行い、日本人として初めて鶴屋相手に2Rまで持ち込んだが、スリップしたところでバックを奪われチョークで一本負けした。一時は引退も考えていたが、今年3月にオーストラリアのEternal MMAフライ級タイトルマッチで復帰。10月にコンテンダーシリーズにも出場したアンソニー・ドリッチと対戦し、2RKO負けしたが、現役続行のモチベーションは向上しており、2年ぶりのパンクラス復帰戦となる。最近はボクシング特訓によりパンチの技術が向上しているとのこと。34歳。
カマチョは昨年7月にパンクラス初参戦。初戦は体重オーバーの末に前田浩平に判定勝ち。2戦目はNEXUS王者浜本との対戦で、ケージでテイクダウンをこらえる浜本に腹へのヒザを打ち込まれて効かされ判定負け。前戦はキャリア3戦全勝の水戸邉との対戦で、組まれてテイクダウンを許す劣勢な展開から、ギロチンで引き込んで逆転勝ちしている。32歳。
パンチで出たカマチョだが、四つに組んだ猿飛流。引き剥がすカマチョ。離れ際にワンツーを入れた猿飛流。詰めるカマチョ。ジャブを入れる猿飛流。ワンツー。連打が入り下がるカマチョ。タックル来たが猿飛流切って殴る。ヒザ。カマチョ立ったが鼻血。カマチョダブルレッグに。バックに回る。ヒジを入れる猿飛流。しかし猿飛流正対して逆にタックルに入る。入れ替えるカマチョだが、猿飛流がダブルアンダーフックから投げてバックに回る。チョーク。顎の上。放したが四の字ロックに捕らえる。またチョーク。防ぐカマチョ。またチョーク。また外す。ホーン。
1R三者猿飛流。
2R。詰めたカマチョがミドルからタックル。テイクダウン。体を起こそうとする猿飛流だがカマチョバックマウントからチョーク。喉元に入った。耐えている猿飛流だったがタップアウト!
ワンチャンスで決めたカマチョ。
1Rは圧倒していた猿飛流だったが、惜しい星を落とした。