ランキング1位でジョゼ・アルドに勝っているにも関わらず、タイトルマッチのチャンスを得られなかったモラエス。ここで負ければ当然タイトル挑戦の機会はなくなるので勝ちが絶対に必要な状態。UFCでの5Rマッチは4回目で、WSOF時代も王者としてタイトルマッチを6戦経験しており、5Rでの試合経験は豊富(うちフルラウンド戦ったのは2度のみ)。
キックからMMAに転向したサンドヘイゲンは、組みでも十分対処できる能力はあるものの、前回はアルジャメイン・スターリングに序盤に組み付かれてバックを取られてのチョークでUFC初黒星。しかしオッズでは1位のモラエスに対しフェイバリット。キャリア15戦目で初の5Rマッチとなる。
長身のサンドヘイゲン。ローを入れていく。ローの打ち合い。カーフキックを入れるサンドヘイゲン。間合いが詰まりパンチを打ち込むサンドヘイゲン。モラエスの右もヒット。サンドヘイゲンが左ボディ。飛び膝。モラエスバックブロー。残り1分。サンドヘイゲンの左ミドルがボディにヒット。もう一発。また左ミドルを入れるとモラエスはキャッチしてシングルレッグ。尻餅をついたサンドヘイゲンだがホーン。
1Rサンドヘイゲン。
2R。ジャブを入れていくサンドヘイゲン。バックスピンキックが頭部をかすめてモラエス後方にダウン!そのまま後転して立とうとしたモラエスにパウンド連打。レフェリーストップ!
サンドヘイゲンがKOでランキング1位を破る。