UFC on ESPN+40:メインイベント・チアゴ・サントス vs. グローバー・テイシェイラ

ライトヘビー級。サントス1位、テイシェイラ3位。

次々期ライトヘビー級挑戦者決定戦的な試合。次期挑戦者はミドル級王者アデサニヤが来年の第1四半期に挑戦することで話が進んでいる。そのため、この試合の勝者は、勝っても半年以上はブランクが空くことになる。

この試合はもともと9月に組まれていたが、テイシェイラが新型コロナウィルスに感染し欠場。10月にリスケジュールされ再度組まれたものの、今度はサントスが新型コロナウィルスに感染して延期となっていた。

サントスは昨年7月にJJの王座に挑戦。打撃を封じられ判定負けしたが、スプリットで、JJ相手に初めて1ポイントを取った選手となった。その後膝の靭帯・半月板の手術を行いブランク明けでの試合となる。昨年からUFCファイターのヤナ・クニツカヤと付き合っている。

テイシェイラは一昨日Bellatorデビュー戦で勝利したコーリー・アンダーソンに判定負けした後、昨年1月から今年5月まで4連勝中。前回のアンソニー・スミス戦では3Rにパンチを効かせてダウンを奪ったものの、レフェリーがなかなか止めないため、必要以上にパウンドでボコボコにしてしまい、レフェリーのストップに対して物議を醸した。

パンチ連打を打ち込んだサントス。効いたテイシェイラだがタックルで凌ぐ。切ってパンチを打ち込むサントスだが、テイシェイラはダブルレッグで倒した。ブラウン肘を入れるサントス。テイシェイラテイクダウンするとマウント!ハーフに戻す。テイシェイラは肘・パウンド。またマウントを取ったテイシェイラだがすぐハーフに戻す。ハーフからでも強烈なパウンドを落とすテイシェイラ。なんとかガードまで戻したサントスだが、テイシェイラはなおもパウンドで削り続ける。サントス、このラウンドは凌ぐことに専念か。クローズドガードで下から抱える。ホーン。

1Rテイシェイラ

2R。ローを蹴るサントスだがテイシェイラすぐタックル。テイクダウン。サントスクローズドガード。が、あっさりガードを割られてハーフに。テイシェイラパウンド。肘。サントス防戦一方。強烈な鉄槌!マウント!サントスなんとかハーフに戻すが、それが精一杯。足を抜いてサイドを取ったテイシェイラ。残り1分。心が折れ気味のサントス。マウントを狙いに来たところでハーフに戻したが、残りわずかでまたマウントを取られ、背中を向けたところでチョーク!がっちり入ったがホーン。

2Rテイシェイラ10-8。

3R。タックルにきたテイシェイラだが、サントス切ると離れ際に左フックがヒットしテイシェイラ仰向けにダウン!パウンド!ハーフから殴る。倒し師に行くパウンド。が、振りが大きくなったところで起き上がったテイシェイラがタックルに入りテイクダウンするとバックマウント。パウンドからチョーク。タップアウト!

一発入って逆転か?と思われたが、まだ余力があったテイシェイラ。ここに来て5連勝。ランキング1位は確実に。

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