UFC on ESPN+41:第6試合・ブレンダン・アレン vs. ショーン・ストリックランド

両者ミドル級(185ポンド=83.9kg)だが、緊急の試合決定のため、195ポンド(=88.4kg)のキャッチウェイトに。

アレンは先週試合が組まれていたが、相手のイアン・ハイニッシュが計量後の検査で新型コロナウイルス陽性が確認され消滅。急遽、1週遅れで変わりの試合が組まれた。アレンは前回もハイニッシュ戦が組まれていたが欠場され、緊急の代役選手との対戦となっている。現在UFCデビューから3連勝中。13歳から柔術、その後高校でレスリングとボクシングを学び、2015年にアマチュアMMAの世界大会IMMAFで優勝している。24歳。絞めでの一本が多い。

先週の試合が消滅したアレンに対し、急遽対戦オファーを受けたストリックランドは先々週に試合をしたばかりで、前回はバイク事故による2年の長期欠場開け。欠場前はウェルター級で試合をしていた。お互い直近でミドル級まで減量していたはずなのに、急遽の決定とはいえ10ポンドも重いリミットでないと試合ができないほど増量していたのか。ストリックランドはミドル級初戦となった前回は打撃で圧倒しての判定勝ち。急遽追加されたカードではあるが、お互いランキングを狙える実力者。

打撃で出るアレン。ストリックランドはジャブを打ち込む。アレンのミドルをキャッチしたストリックランドが軸足を払ってテイクダウン。アレンのガード。バックを取らせて立つ。テイクダウンを狙うストリックランドだが、アレン正対して離れた。パンチを入れていくストリックランド。アレンの左ボディから右フックがヒット。出ていくアレンにワンツーを入れるストリックランド。ホーン。

1R手数でストリックランド。

2R。ストリックランドの右が入ってよろけるアレン。なおも打ち合うが、ストリックランドのワンツーが入り崩れた。バックから強烈な右の連打を打ち込むストリックランド。レフェリーストップ!

ストリックランド、2週間で2勝。

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