UFC257:第9試合・ジェシカ・アイ vs. ジョアン・カルダーウッド

女子フライ級。アイ6位、カルダーウッド7位。

バンタム級では7戦で1勝しかできなかったアイだが、フライ級に落としてから3連勝でシェフチェンコのタイトルに挑戦したものの、2RハイキックでKO負け。再起戦ではヴィヴィアニ・アロージョに判定勝ちしたが5ポンドの計量失敗。さらに前戦でも、わずか0.25ポンドながら体重オーバーとなり、その上シンシア・カルヴィーヨに判定負けした。強制階級変更指令が出てもおかしくないが、今回もフライ級。手数で勝負するストライカー。

カルダーウッドもキックがバックボーンのストライカー。こちらはストロー級から階級を上げてから3勝2敗。前回、ジェニファー・マイアに勝っていればタイトル挑戦の可能性もあったが、ガードからの腕十字で一本負けし、勝ったマイアは昨年11月にタイトルに挑戦して判定負けしている。

パンチで出るアイ。カルダーウッドが組み付くが、アイがケージに押し込む。密着しパンチを入れたが離れる。パンチで出るアイ。カルダーウッドが首相撲から膝。アイまたケージに押し込むが離れた。また距離を詰めて首四つの体勢でパンチを打ち合うが、カルダーウッドが首相撲に捕らえるとアイはケージに押し込む。押し込んでボディブロー連打。離れた。カルダーウッドがタックルに入ると首を抱えてアッパーを打ち込むアイ。ホーン。

1Rアイ。

2R。どんどん距離を詰めてパンチを入れるアイ。カルダーウッドが顔面に前蹴りを入れるが下がらないアイ。カルダーウッドがニータップでテイクダウンしたが、カルダーウッドすぐ立たせた。疲れが見えるカルダーウッド。間合いを詰めてパンチを打ち込むアイ。膝、ミドルを入れたカルダーウッド。カルダーウッドのバック肘に合わせてタックルに入りテイクダウンしたアイ。残り30秒。上からパウンドを入れるアイ。ホーン。

2Rもアイだが大きい差はない。

3R。アイがタックルでケージに押し込む。ブレイクを掛けても良い展開が続いていたが止めない。残り2分すぎでようやくブレイク。スタンドでパンチを入れるカルダーウッド。アイがタックルに入るが切った。ミドル、ジャブを入れるカルダーウッド。首相撲に捕らえる。ボディに膝。アイ離れた。アイがバック肘から首相撲。密着しての打ち合いからアイがタックルに入るが切られた。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でカルダーウッド勝利。

ケージで押し込んでいたのはアイだったが、カルダーウッドの手数が取られた。

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