6月19日にビクトー・ベウフォートが“ザ・リアル・ターザン”とボクシングマッチ(2021年06月04日)
こちらの続報。ジェイク・ポール vs. ベン・アスクレンを主催したTriller Fight Clubはオスカー・デ・ラ・ホーヤの対戦相手を探していましたが、交渉していたエディ・アルバレスに断られていました。
Dana White blocked Georges St-Pierre from boxing Oscar De La Hoya; Triller boss upset(MMAJunkie)
その後、Triller Fight Clubのライアン・カバノー代表がインスタグラムで「ジョルジュ・サンピエールはオスカー・デ・ラ・ホーヤ戦を妨害された。GSPは大金を手にするチャンスだったし、彼もオスカーも互いに対戦するのが夢だった。デイナはUFCを今の地位に押し上げた功労者を引き留めようとしているのはなぜだ?」とコメント。
GSPが最後に試合をしたのは2017年11月の『UFC 217: Bisping vs. St-Pierre』で行われたマイケル・ビスピン戦で、GSPは3Rリアネイキッドチョークで勝利しミドル級王座を戴冠しています。その後、2019年2月に引退を発表していますが、UFCとの契約は残っていることから他団体で試合をする場合はUFCの許可が必要で、今回は拒否したそうです。
Disappointed Georges St-Pierre says boxing Oscar De La Hoya would've been 'dream come true'(MMAJunkie)
これに対しGSPは以下のコメント。
「デイナが僕に戦って欲しくなかったことは理解している。だけど面白い試合になったと思うよ。プロのファイターとしてMMAで世界一になるというキャリアは終わった。もう40歳になるし、あれは若者のゲームだ。だけどオスカー・デ・ラ・ホーヤのようなレジェンドファイターとボクシングマッチをするのならどうだろう? 僕にとってはシュガー・レイ・レナードの次に好きなボクサーだったから夢のような話だった。それにファイトマネーの大半はチャリティーに寄付されるはずだった」
「オスカー・デ・ラ・ホーヤの全盛期はベストファイターの一人だったから、僕の方が上だと言うつもりはないけど、今だったら彼の方が歳上だし良い試合になったと思うよ。もちろんボクシング経験は彼の方が豊富だけど、僕の方が若いし体格もある。互角の勝負になったと思う」
The next combat sports crossover will see former UFC champ Vitor Belfort box Oscar De La Hoya in an exhibition bout.
— MMA Junkie (@MMAjunkie) June 17, 2021
Full story: https://t.co/VdTrc4a2Xk pic.twitter.com/iOgw3pRzYS
その後オスカー・デ・ラ・ホーヤとビクトー・ベウフォートが対戦に合意したことをMMAJunkieが確認したとのこと。画像では9月18日になっていますが、その後9月11日に変更されています。ボクシングルールのエキシビションマッチとして行われます。ベウフォートはその前に“ザ・リアル・ターザン”との対戦が控えているので、正式発表はその後になると見られています。続きを読む・・・