ライト級。
2007年からUFCに参戦している大ベテランのスティーブンス。タイトル挑戦目前まで行ったが、そこからノーコンテストを挟んで4連敗。とはいえ相手は全員トップ10ランカー。前回の試合の時点では7位だったが、1年2ヶ月のブランクの間にランク外まで落ちている。前戦ではコロナによるロックダウン中という事情もあり、4.5ポンドの大幅オーバーの末、カルヴィン・ケイターにKO負け。8月には8年ぶりにライト級に戻しドラッカー・クロースとの対戦が組まれていたが、計量後のフェイスオフでクロースを突き飛ばして負傷させ、クロースがドクターストップとなり試合消滅となる大失態。
KSWフェザー級・ライト級二冠王者のガムロは、昨年8月にタイトル防衛に成功すると、翌月にUFCと緊急契約。負傷選手の代役として、わずか1ヶ月半のインターバルでUFCデビューを決めたが、相手も同じく欠場選手の代役で緊急出場となったグラム・クタテラーゼにテイクダウンするもそこから攻められずにスプリット判定負け。今年4月の2戦目はタックルを切られる展開から、2RにパンチをヒットさせパウンドでKO勝ちしてUFC初勝利を挙げた。グラップラーだが12勝中7つのKO勝ちがある。今回はライト級に上げての試合。
シングルレッグに入ったガムロ。足をキャッチしテイクダウン。スティーブンス下からキムラを狙うが、頭をまたいだガムロが逆にキムラ。タップアウト!
ガムロ快勝。スティーブンス、これで6戦勝ち星なし。さすがにリリースか。