▼女子MMAルール 5分3R
山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)
RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)
RENA1年2ヶ月ぶりの復帰戦で、山本美憂と5年ぶりの再戦。当時はRENAがMMA2戦目、山本がMMAデビュー戦で、お互い全くキャリアがないもの同士だった。山本が拠点にしている沖縄でのメインということに。
しかし両者は階級が違う。この試合も契約体重は調整中ということだが、スーパーアトム級ではRENAは健康に影響があるレベルの減量が必要になるため、山本が体重を上げざるを得ない。RENAはスーパーアトム級から階級を上げて3戦目となるが、いずれも階級下の相手が体重を合わせる試合になっている。
コロナ前は海外からそれほどキャリアや実績がない選手を強豪という触れ込みで連れてきて対戦するカードを組んでいたが、それができなくなり、お互いビッグネームで隠した日本人との対戦も組めないとなると、駒が少ない女子では再戦が多くなるか。
▼57.0kg 5分3R
砂辺光久(reversal Gym OKINAWA CROSS×LINE)
村元友太郎(ALIVE)
沖縄在住MMAファイターのパイオニアの一人砂辺。数少ない沖縄出身RIZINファイターということもあり、起用は必然か。しかしなぜフライ級?極端に言えば相手は誰でもいいのだから、ストロー級でいいのに、砂辺に体格の不利があるマッチメイクにしている意味がわからない。村元もまた、以前ストロー級で試合をしている中で、なぜかRIZINではフライ級よりさらに上の59kg契約で戦わせられているし、安易に階級差のある試合を組むのが多すぎる。
まあ、この試合はご当地枠で、どちらが勝とうが今後のRIZIN戦線には影響がないので、深い考えはないのかもしれないが。
▼57.0kg 5分3R
安谷屋智弘(フリー)
宮城友一(DROP)
完全なるご当地枠。。
皇治は「地元沖縄から名乗りを上げてきた選手との対戦」とのことで、もう使い途がないかと思われた皇治に、こんなちょうどいい役割を与えたことに感心した。それでいてメインイベンターを出場させていることで豪華であるという錯覚ももたらしている。
ただ、初回発表時点でこのカードだと、今後日程がない中で発表されるカードにしても、通常のRIZIN出場レベル未満の、沖縄ゆかりというだけの選手が大挙してラインナップされる予感がする。選手はご当地枠であってもRIZINに出たい、RIZINはリーズナブルなファイトマネーでチケットをいっぱい売ってくれるということでWin-Winなのかもしれないが、見る側にRIZINブランドが安っぽくなる印象を与えることにならないか。