Bellator268:メインカード第2試合・ベンソン・ヘンダーソン vs. ブレント・プリムス

ライト級。ベンヘン3位、プリムスはランク外。

UFC王者ベンヘンはBellator移籍初戦でウェルター級でタイトルに挑戦し判定負け。ライト級に落とし、マイケル・チャンドラーの王座に挑戦。前半圧倒されていながら、後半驚異的な盛り返しを見せたもののスプリット判定負け。その後4連勝していたが、昨年8月のチャンドラーとの再戦では1Rでパンチを貰ってKO負け。かつての生物的強さを感じさせる粘りがなくなっている。昨年11月にはウェルター級に上げたもののジェイソン・ジャクソンに判定負け。今回はまたライト級に戻している。

プリムスは元ライト級王者。17年にチャンドラーと対戦し、チャンドラーが足を負傷し無敗でタイトル獲得。しかしダイレクトリマッチでは判定負け。その後ゴゴプラッタ・ネッククランクで連勝したが、コロナ禍で試合が組まれずブランクが開いたことで規定によりランク外に。7月のBellator263で復帰したが、現ランキング8位のイスラム・マメドフにスプリット判定負け。

ライト級は王者パトリシオがタイトル返上し、Bellator270ですでに組まれていたパトリッキーとランキング4位ピーター・クォーリーの試合がそのまま新王者決定戦に昇格。クォーリーより上位ランクのベンヘンは不満を述べていた。

奥足にローを入れるベンヘン。プリムス間合い詰めてケージ際まで追い込むと左右のパンチをヒットさせる。頭を振ってかわしたベンヘンだが、またケージまで追い込まれる。勢いに押されるようにタックルに入ったベンヘン。プリムスギロチンで引き込むが入ってない。立ったプリムス。リバースクルスフィックスから後ろさんk弱の体勢になりキムラ狙い。こらえるベンヘン。そのままキムラスイープで上になったプリムスだが腕を抜いて立つ。またタックルへ。またキムラを狙ったプリムスだがゴング。

1Rプリムス。

2R。カーフキックを入れるベンヘン。プリムス間合いを詰めて右を打ち込む。ケージを背負ったベンヘンだが凌いだ。奥足へのロー。左を入れたベンヘン。間合いを詰めてくるプリムスだがベンヘンが先に手を出していく。ケージに詰まったところでプリムスがタックル。がぶって切ったベンヘン。押し込んだプリムスが投げを放ちバックに回ってバックマウント。残り1分半。背負って立ったベンヘン。プリムスは右腕をベンヘンの首に回しチョークの体勢。左腕を脇に挟んでディフェンスしているベンヘン。その体勢のままゴング。

2Rは微妙。

3R。ベンヘンの左がヒットしスリップ気味に倒れたプリムス。すぐ立った。プリムスシングルレッグ。ベンヘン片足でこらえるとギロチンで引き込むが外される。ディープハーフから潜ったベンヘン。立つが今度はプリムスがギロチンで引き込み。上になり絞める。外れたが上を取っているプリムス。バックマウント。四の字バック。ベンヘン身動きが取れない。背負って立ったが残り30秒。倒れ込みプリムスを叩きつけるもバックマウントキープ。プリムスはチョークを掛けるが入っていないか。タイムアップ。

29-28、30-27×2の3-0でプリムス勝利。

らしい動きは見せていたベンヘンだが、テイクダウンからバックを取られる展開が続いたのが響いた。

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