女子バンタム級。
キックがバックボーンのクラーク。フライ級でUFCデビューし、ペイジ・ヴァンザントなどにも勝っていたが、減量苦もありバンタム級に上げると、初戦はパニー・キアンザドに体格差で苦しみ判定負け。2戦目はUFC0勝1敗のサラ・アルパーに、タックルを切りパンチを入れる展開から3Rパウンドアウト勝利。しかしその試合で膝の靭帯を断裂し、1年以上のブランク明けとなる。今回はまたバンタム級での試合。
エドワーズはUFC1勝1敗。パナマのアマチュアボクシングでナショナルチームにいたこともある。ここまで2戦は代役での出場で、1月のUFCデビュー戦は魅津希とも対戦したウー・ヤナン相手に打撃で攻め、下になっても腕十字を極めかけて判定勝ち。しかし2戦目はカロル・ロサにカーフキックを効かされ、下からの攻めも凌がれて判定負け。
いきなりパンチで出ると組んでボディロックしたクラーク。テイクダウン。ガードを取るエドワーズ。密着したままパウンドを入れる。密着されていて下から仕掛けられないエドワーズ。クラークも手数が少なくブレイクがかかる。が、再開後すぐに組んでいくクラーク。またケージに押し込む。シングルレッグでテイクダウンしたが、倒された勢いで立ったエドワーズ。先に起き上がりバックにつく。離れ際に右ハイ。エドワーズのミドルからワンツーがヒット。クラークまた組んでケージ押し込み。テイクダウン。下から蹴って跳ね飛ばしたエドワーズだが、クラークすぐ上に。ホーン。
1Rクラーク。
2R。組みに行ったクラークだがエドワーズが組み勝ちケージに押し込む。四つに。クラークタックルでテイクダウン。ハーフ。足を抜いてマウントに。エドワーズブリッジするが返せない。クラークも押さえ込んでいるだけ。密着したまま殴るクラーク。エドワーズ残り15秒でシザースし脱出。打撃で出るがホーン。
2Rクラーク。
3R。組みに来たクラークにパンチ連打を入れるエドワーズだが、クラークかまわず組み付いてボディロック。テイクダウン。ガードを取るエドワーズ。密着して下からのし掛けを潰しているクラーク。立ち上がりパウンドを落とす。ハーフに。クラークも固めているだけだがエドワーズ身動きが取れない。ようやくケージ際まで移動し上体を起こそうとする。立った。しかしクラーク放さずすぐにまたテイクダウン。また固める。ようやくブリッジして返そうという動きが見えたエドワーズだが、返せないままタイムアップ。
判定三者フルマークでクラーク勝利。