ライト級。マカチェフ5位、フッカー6位。
UFC2戦目で序盤にパンチを貰ってKO負けした試合がキャリア唯一の負けのマカチェフ。そこから6年で8連勝。同門ヌルマゴの後継者として、王座への挑戦にあと一歩というところまで来ている。強烈なテイクダウンと荒っぽい打撃が武器。なかなか上位での試合が組まれず、前戦にようやくランカーと初対決。チアゴ・モイゼスにチョークで一本勝ちしている。しかし今回もまた下位ランカーとの対戦。
フッカーは昨年6月にダスティン・ポイエーに判定負け、さらに今年1月にはUFCデビュー戦となる元Bellator王者マイケル・チャンドラーに1RKO負け。試合後にはグローブをマットに置いて帰り、引退も示唆したが復活。前戦は直前までニュージーランドから渡米するためのビザが発行されず、ギリギリでラスベガス入りしてナスラット・ハクパラストに勝利。しかしランク外のハクパラスト相手に安全策の攻めだった。
当初は元王者のハファエル・ドス・アンジョスとマカチェフのカードだったが、RDAが健康上の問題により欠場。先月試合を終えた直後のフッカーが代役で出場することになった。ランキングは5位と6位だが、オッズは今大会で一番の大差でマカチェフがフェイバリット。
1R。距離を取りジャブで牽制するフッカー。マカチェフローに合わせたタックルでテイクダウン。ハーフで押さえる。サイドに出てキムラ!背中越しに自分の腕を掴んで耐えるフッカーだが、クラッチを切られてがっちり極められタップ!
マカチェフ圧勝。これで9連勝。