格下を派手に倒すスキルはあるレスリングエリートのピコ、現在ランク外クラスの相手に4連続フィニッシュ勝利。
昨年7月にLFAフェザー級王座決定戦で勝利したゴンザレスは、今年6月にBellator初参戦。デビューからBellatorで育てられたエリートレスラーのタイワン・クラクストンにスプリット判定勝ち。その1試合でランキング入り。
ピコのオープニングの右にカウンターを合わせたゴンザレス。さらにカーフキック。ピコタックルへ。両足を束ねてテイクダウン。そのままパスを狙う。ゴンザレスケージを使って立った。打撃戦からピコまたタックル。切りきれないゴンザレス、スクランブルで逃げようとするが下に。立った状態からパウンドを一発落としたピコだが、下から関節蹴りを蹴られて下がる。ゴンザレス立ってスタンドへ。パンチを入れるピコ。顔面に前蹴り。ゴンザレスタンツー。ピコワンツーから左ボディ。パンチで出たピコ。ケージに押し込むが抜けたゴンザレス。しかしピコ休まず出る。また左ボディ。明らかに嫌がるゴンザレス。ゴンザレスすでに消耗が見える。パンチで出たピコがタックル。テイクダウン。ハーフに。残り1分。下からカンヌキで腕をホールドしてディフェンスするゴンザレス。がぶるピコ。ゴング。
1Rピコ。
2R。ピコタックル。テイクダウン。サイド。ゴンザレスブリッジで脱出するが、ピコはバックに回りハーフバック。ピコの腕を掴みディフェンスするゴンザレス。ピコが膝を入れようとした瞬間に離れようとするがついていくピコ。立ったゴンザレスのバックを取る。パンチを入れて離れた。ゴンザレスワンツー。ゴンザレス飛び込んで左ボディを入れるが、ピコがタックルを合わせてテイクダウン。ハーフで上体を固めるとパスしてサイド。残り1分。亀になるゴンザレスからハーフバック。フルバック。残り15秒でマウントに移行するが、ゴンザレスが下からホールディング。ゴング。
2Rピコ。
3R。すぐ組んだピコ。ケージに押し込みパンチを入れる。離れた。ピコもやや攻め疲れしてきてパンチが大振りに。ゴンザレスの右がヒットするが、ピコそのままタックルに。テイクダウン。ハーフ。パスしてサイド。ハーフに戻したゴンザレスに肘。サイドに出るとゴンザレス亀になったところでバックマウントを狙う。ゴンザレス正対するが上を取っているピコ。がぶるピコだが、ゴンザレス立った。立ち際に左ボディを入れたピコ。判定での勝ちはないゴンザレスが出るがまた左ボディ。残りわずかで組み付いてテイクダウンしたピコ。タイムアップ。
ピコMMA12戦目で初の判定に。
30-27×2、30-26の3-0でピコ勝利。
前戦あたりからタックルを使って手堅い攻めを見せるようになったピコ。その分インパクトのある勝利は減ったが、相変わらず打撃のディフェンスが危なっかしいので、このスタイルの方が交通事故はなさそう。