ウェルター級。
バエザは無敗のままUFCと契約し、UFCでは佐藤天を含めて最初の3戦はフィニッシュ勝利。前戦ではベテランのサンチアゴ・ポンジニッビオと対戦し、序盤は打撃で優勢だったが、両者とも得意のカーフキックで蹴り合った末に、パンチをもらい、攻めも大振りとなってキャリア初の敗戦。
ウィリアムズはUFCデビューからは開幕直後の打撃で2連勝したが、3戦目のミシェウ・ペレイラ戦では最初の攻めを凌がれると接戦となり、僅差だが判定負け。前戦も同様に、開始直後の打撃のラッシュを凌がれると、その後の飛び込んでの打撃も読まれるようになり、KOはできなかったが判定勝ちしている。
プレスするケイオス。バエザはケージ際をサークリング。タックルで飛び込んだバエザだが受け止められ離れる。またサークリング。ウィリアムズロー。圧を受けて下がる場あえ座だが、ウィリアムズの飛び込みに左右のパンチをヒットさせる。今度はバエザが飛び込んで右を入れるがウィリアムズのカウンターをもらった。組んでしのごうとしたバエザだがウィリアムズ引き剥がす。離れたバエザ。深追いしないウィリアムズ。蹴りが交錯しスリップダウンした場下座。上になるウィリアムズだが場下座足関へ。膝十字からアンクルへ。ウィリアムズのパウンドをもらうが内ヒール!手で掴んでディフェンスするウィリアムズ。また顔面にパウンド。内ヒール外れた。ホーン。
ヒールも惜しい場面があったが、パウンドを入れたウィリアムズのラウンドか。しかし1RKO出来ないと判定になる可能性が高いのがウィリアムズ。
2R。また間合いを詰めるウィリアムズ。バエザカーフキック。ウィリアムズのローがローブローになりタイムストップ。再開。またカーフキックを蹴るバエザ。効いている。足が流れるウィリアムズ。ウィリアムズ飛び込みパンチ。バエザも飛び込みにカウンターを合わせていく。逆にバエザがプレスする展開に。カーフキックを入れたがウィリアムズがパンチの連打を返す。パンチで突っ込んだバエザにウィリアムズタックル。四つ組みから膝を放ったが、またローブロー。タイムストップ。再開。ウィリアムズ打撃で攻めたがホーン。
2Rは微妙。ローブローによる中断もあって、どちらがペースを握ったか分かりづらい。
3R。またカーフキックを蹴って効かせたバエザだが、直後にウィリアムズの左右のフックがヒットしバエザダウン!パウンドを打ち込む!レフェリーストップ!
ストップに抗議するバエザだが、意識が完全に飛んでいてKOされたことがわかっていなかった模様。
ウィリアムズはカーフキックが完全に効いていて、体勢を崩された状態から放ったパンチでKO勝ち。一発の破壊力がある。