フランク・ミア「『Triad Combat』のファイトマネーはキャリア最大になる」「UFCは選手の取り分が少ない」

MMA
Triller Fight Clubが11月27日に変則ボクシングルールの大会『Triad Combat』を開催/フランク・ミア、マット・ミトリオン、マイク・ペリーらが出場(2021年11月12日)

 こちらの続報。




 11月27日にテキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドで開催する『Triad Combat』でクブラト・プレフと変則ボクシングルールで対戦するフランク・ミアが以下のコメント。

「今回がキャリア最大のファイトマネーになる。『UFC 100』のブロック・レスナーとの再戦はそれに近かったが、キャリア2番目の金額だな。実際のところ、勝ってボーナスを獲得したら7桁(100万ドル以上)になるが、MMAではそんなことは1度も無かった」

「これは主催のTriller Fight Clubがファイトマネーを押し上げて収入を分配していることを証明していると思う。数年前に気付いたことだが、俺にとっては苦い思い出だよ。デオンテイ・ワイルダーとタイソン・フューリーのPPVの売上げと彼らの手にした金額を調べた。俺のブロック・レスナーの方がPPVを売ってるのに、彼らに比べたら全然貰ってない。俺とブロックを合わせても彼らの10%も貰ってないと思うよ」

「キャリアの最後の方ではいろんなことを試してみたり、トレーニングの中でも打撃面を強化してきた。MMAの試合をするたびに、たとえミルコ・クロコップやシーク・コンゴをKOしても、みんなサブミッションの話をしてくる(※実際はミルコにはKO勝ちしているが、コンゴにはギロチンチョークで勝利しています)」

「実際、俺は世界で最もMMAファイターとしての知識を持っていると思う。だから、打撃の技術も非常に知識が豊富で、自分のやっていることを理解していることをアピールしたかった。だからスティーブ・カニンガムとボクシングマッチをしたわけだが、(判定負けしたものの)そこで自分のボクシング能力をしっかりアピール出来たと思ってる。そして今回、この機会が訪れた時は、新しいことに挑戦して、自分を追い込んで行こうと思った。テイクダウンやグラウンドのテクニックは使えないルールだが、クリンチを活用出来ることで、ボクサーとの実力差を縮められると思ってる」
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