UFC on ESPN32:第5試合・ビル・アルジオ vs. ジョアンダーソン・ブリート

フェザー級

19年のコンテンダーシリーズで敗れたアルジオだが、20年8月に代役でUFCデビュー。ベテランのリカルド・ラマスに判定負け。2戦目はUFC1勝1敗のスパイク・カーライルにスタンド・グラウンドともに攻勢でUFC初勝利。前戦はヒカルド・ハモスに序盤はバックからのチョークで攻められるなど劣勢だったが、ハモスのスタミナ切れに乗じて盛り返したものの、自分もスタミナ切れしてしまい判定負け。

ブラジルのジョアンダーソンは昨年8月のコンテンダーシリーズに出場。アイポークで対戦相手が続行不能となったが、テクニカル判定勝利してUFCとの契約を決めた。26歳で12勝2敗1分け。12勝中10フィニッシュ。

ブリートが組むとダブルアンダーフックでケージに押し込む。尻クラッチに切り替えてテイクダウン。アルジオバックを取らせて立つと正対するが、ブリートはまた尻クラッチから担ぎ上げると持ち上げたまま歩いてテイクダウン。バックに回りバックマウント。仰向けにしてチョークを狙う。反転して上を取ったアルジオ。ブリートスクランブルからまたタックルに入り立つ。アルジオはがぶって切る。離れた。パンチで出るブリートにアルジオのテンカオが顎にヒット。ブリートケージまでお仕込みテイクダウン狙い。前蹴りを顎に入れるアルジオ。ホーン。

1Rはテイクダウンとポジションコントロールタイムでブリート。

2R。荒いパンチを振り回して出るブリート。そこからタックルにつなげるが、切られてアルジオのパンチを貰う。しかしまたパンチで出てケージに押し込むブリート。ダブルレッグ。がぶったアルジオ。離れた。アルジオ左ミドル。打撃はきれいではないブリートだが積極的にパンチを打ち込んで出る。ワンツーがヒット。ケージを背負ったアルジオにタックル。がぶって潰したアルジオが上に。ケージを使って立つブリートだが、手をついてグラウンド状態にして顔面への膝を防いでいる。その手を踏みつけるアルジオ。離れた。ブリートがパンチで出る。ヒット。ケージまで下がったアルジオにタックル。ホーン。

2Rは打撃のヒット数でアルジオか。

3R。ブリートまたパンチを振り回して出るとタックルへ。ケージに押し込むが離れた。ワンツーで出るブリート。カーフキック。アルジオちょっと疲れたか?組むとスタンドでバックに回る。そのままケージに押し込みつつ膝。離れた。また出ていくブリート。ジャブがヒット。ケージに詰めてパンチ連打からまたタックルへ。残り1分。逆にアルジオがテイクダウン。これは大きい。サイドを取る。亀になったブリトーからバックマウント。肘連打。ブリート耐えるのみ。残りわずかでバックマウントのまま勝利アピールするアルジオ。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でアルジオ勝利。

積極的で良かったブリートだが、2R以降はテイクダウンを奪えず。逆に下になり敗れた。

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