UFC on ESPN+59:オッズ/予想と展望

ジョニー・ウォーカー 2.95
ジャマール・ヒル 1.42
カイル・ドーカス 1.36
ジェイミー・ピケット 3.25
パーカー・ポーター 1.38
アラン・ボドウ 3.15
ジム・ミラー 2.55
ニコラス・モッタ 1.56
ホアキン・バックリー 1.61
アブドゥル・ラザク 2.45
ジョナサン・ピアース 1.27
クリスチャン・ロドリゲス 3.80
マリオ・バティスタ 1.30
ジェイ・ペリン 3.60
ガブリエル・ベニテス 2.30
ダヴィッド・オナマ 1.67
ジェシカ・ローズ・クラーク 1.56
ステファニー・エッガー 2.55
チャス・スケリー 1.50
マーク・ストリーグル 2.70
ディアナ・ベルビタ 1.80
グロリア・ジ・パウラ 2.05
チャド・アンヘリガー 1.40
ジェシー・ストレーダー 3.00

メインで予定されていたハファエル・ドス・アンジョス vs. ハファエル・フィジエフのブラジル vs. ロシア伝統の一戦は先週の時点でフィジエフのビザの問題により、来月5日のUFC272に延期。セミで予定されていたウォーカー vs. ヒルがメインに昇格した。

ウォーカーはUFCデビューから3試合連続秒殺KO勝ちし、一気に注目株となったが、4戦目はコーリー・アンダーソンのパンチを貰い逆に1RKO負け。そこまではアグレッシブな選手にありがちな出会い頭で片付けても良かったが、次戦のニキータ・クリロフ戦はテイクダウンされスタミナ切れし、グダグダな試合内容での負け。さらに前回は初のメインに抜擢されたものの、チアゴ・サントス相手に両者警戒しすぎて全く手が出ない展開の末に判定負け。唯一の取り柄であったアグレッシブさも消え失せた。しかし何の因果か、今回もまたメインになってしまった。

ヒルは大学時代にバスケ・アメフトで活躍していたがMMA転向。エリートアスリートらしく、高い身体能力が武器。唯一の敗戦は下攻めグラップラー・ポール・クレイグの三角絞めに捕まっての一本負けで、柔術青帯でグラウンド技術に穴があることを露呈してしまったが、その試合を除くと3試合連続で相手をKOしている(1試合はマリファナ検出によりノーコンテスト)。前回はサム・グレコの弟子・ジム・クルートをやはり1RKOし、試合後にウォーカーとの対戦をアピールしていた。念願かなって組まれた上に、UFC初のメインに昇格。

すっかり評価の下がったウォーカーがオッズでもアンダードッグ。が、柔術では茶帯であり、案外グラウンド勝負に行けば活路があるかもしれない。ただそれも打撃で打ち合う姿勢を見せてからでなければ難しいだろう。

ヒル1RKO勝ち。

セミ前にはHEATヘビー級&ライトヘビー級王者で、日本でMMAを始めたフランスのアラン・ボドウがUFC3戦目に臨む。初戦はシリル・ガーンのセコンドで来ていたアブダビで、急遽欠場選手の代役として出場することになったが、試合に向けた練習を全く行っておらず完敗。2戦目は準備期間も十分あり、1Rは動きが良かったものの、2Rにパンチを効かされKO負け(相手が薬物検査に引っかかったためノーコンテスト)。このままだと実質3連敗となる可能性が高そう。

その前の試合に登場するジム・ミラーはUFC史上最多となる39戦目。前回はUFCデビュー戦の相手にパンチを効かされピンチになる場面もあったが、2Rに逆転KO勝ち。しかし確実にキャリアの終焉が近づいている。今回もまたコンテンダーシリーズ上がりでUFCデビュー戦のモッタ相手にオッズでアンダードッグ。

第1試合開始は20日朝6時から。速報します。

タイトルとURLをコピーしました