こちらの続報。
3団体ヘビー級王者オレクサンドル・ウシクがウクライナ軍入隊「戦争は必要ない」(スポーツ報知)
ウクライナ五輪委員会は28日、プロボクシングWBAスーパー、IBF、WBO世界ヘビー級統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がロシアの母国侵攻に際し、首都キエフの領土防衛隊に入隊したと発表した。すでに、世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)はビルゴロド―ドニストロフスキーの領土防衛隊に参加している。
2012年ロンドン五輪金メダルのウシクは、プロではクルーザー級で世界4団体制覇王者となり、ヘビー級でも3団体王者となっている、現役屈指のスーパースター。「世界は戦争を必要としていない」などとSNSで訴えている。
オレクサンドル・ウシク(Wikipedia)
オレクサンドル・ウシクについてはこちらを参照。
ヘビー級3団体統一戦 ウシクvs.ジョシュア第2戦の行方は? ウシクは領土防衛隊入り(Boxing News)
再戦条項に基づいて第2戦のスケジュールが模索されていた最中にロシアのウクライナ侵攻が発生。ウシクはイギリスに滞在していたが、母国の緊急事態を受けて帰国した。ウシクはSNSで「私が逃げたと言う人がいたが事実は違う。私は戻ってきた」と発信。さらには元3団体統一王者ワシル・ロマチェンコと同じように領土防衛隊に入り、武器を手にすることも明かした。
これによりジョシュアとのリマッチは見通しが立たなくなったように思えるが、マッチルームボクシングのエディ・ハーン氏は「私たちは5月か6月の上旬の開催を目指して準備を継続している。この1、2週間でウシク陣営とスケジュールを決められると期待している」とボクシングUKで語った。
ウシクは当初、ジョシュアとの再戦をウクライナのオリンピック・スタジアムで開催したいと希望していたが、さすがにこれは無理そうだ。いずれにしてもウシクとジョシュアの試合がどうなるかは、今後のウクライナ情勢にかかっている。
アンソニー・ジョシュアとの再戦にも影響が出ています。続きを読む・・・